書簡・編

おたくもすなる日記といふものを、我もしてみむとて、するなり。

050: 2021年12月23日_SPIDER-MAN No Way Home、カムカムエヴリバディ011-017、ニュージーズ

拝啓

 短日の候、年毎に年末年始の忙しさを増しているように思える北斗さんとSixTONESの皆様、スタッフ各位にはお元気でお過ごしでしょうか。私は日の短さと寒さに負けそうな気持ちを30日のジャニフェスと1月4日のFeel da CITYを思い、やり過ごしています。。。と、書いた途端の北斗さん不在のCDTVライブライブ。予定通りにメンバー不在のJr.祭りや少年たちの経験はあれど、体調不良との説明に胸が締め付けられる思いでした。

CM前映像の5人にTLでは「北斗、トイレ?」などと長閑な人もいましたが、文字通り胸って”ざわつく”ものですね。年始に至る過密日程を考えればやむを得ないとはいえ、何より(勝手に自分と思考回路が同じように思ってしまっているので)北斗さんが悔しかったろうと胸中を慮ってしまいました。
何か成功を得るたび気苦労も負ってしまっているような北斗學園日直さんには時々かける言葉もないと自分の言葉の不足を悲しく思うのですが、今回のブログには救われました。でも、本当に、本当に、心からお大事にと祈っています。きちんと食べてしっかり眠ってくださいね。私は誰がいなくても生きていける一種さびしい人間ですが、よりよく楽しく生きるためには北斗さんとSixTONESが必要です。そして、時にはこうやって気をもむことで、自分がどれだけ何かを大事に思っているのかと身に染みるものなのですね。

新年からのFeel da CITYツアー、本当にありがたいことにon eSTにお誘いした方からお返しに声をかけて頂いたり、友人が当ててくれたりで参加させて頂けそうです。私が賞賛の言葉を綴るまでもなく音楽誌のプロから早々にお墨付きを頂いているCITYも、お馴染みになったプロモーションの「街散策」も、digeSTも楽しんでいます。1月はデビュー時ハイタッチ会の振替(笑)配信も頂けるようで、お心遣いありがとうございます。

 SPIDER-MAN No Way Home / Rosy

SPIDER-MAN No Way Home、21日に観てきました!Rosyの件を知る前にTOHOシネマズ会員の試写会に応募して当たっていたのです。字幕版だったのですが、あの映像のどこかにRosyが流れるのですね!

MVの洒脱さ無頼さかっこよさ、初披露から完成度高くて驚かされた音楽番組のパフォーマンスの跳躍、ハイキック!私の好きなものてんこ盛りです。主題歌の役割を果たしつつもSixTONESの個性もしっかり見せていて、わくわくして観ています。別の曲の流れるエンドロールも素敵だったのですが(その前のパートで流れるのかしら)Rosyが映画館の音響で大スクリーンを背景に流れるのを心待ちにしています。

No Way Homeを観てから、以前から日本版スパイダーマンがあったらジェシー君に演じて欲しいと思っていたのが、これは北斗さんだわ、と思いました(理由はネタバレしてしまうので書きませんが)公開を待ちわびていた映画が12月以降続々封切られるので、よいスクリーンでかかっているうちに映画館に何回か足を運びます。HOLiCの幕間映像も解禁され、こちらも映画館で遭遇できるのを楽しみにしています。

 カムカムエヴリバディ EPISODE 011-017

前回EPISODE010まで感想を細々書きましたが、カムカムエヴリバディも衝撃の「雉真稔 松村北斗(写真)」から実体は戻ることなく妄想や回想に登場するだけになり、寂しいことにとうとう安子編も終盤。私もう、安子ちゃんに共感できません。1か月に3回も倒れるヒロインに怒りを感じています。勇ちゃんをふるなんて!!と本気で怒りたくなるくらいドラマに入り込んでいます(笑) 濃密さと速度を保ったままの素晴らしい2か月でした。

011以降では「素敵を形にしたような」非の打ちどころない稔さんが自分の甘さを突き付けられてうじうじ葛藤したり、弱さ、憤りなど人間臭さを露呈する展開になり、松村北斗ファンとしてはただの好青年より(そちらも勿論大好きだけれど)嬉しかったりしました。対する大人達の在り方も、橘家、雉真家双方のご両親の親としての心情も細やかに伝わってくるから納得させられるし、2人の結婚を認めた千吉さんにも情だけでなく確かな”理”があるその説得力。

脚本なのか、演出なのか、俳優側の創り出したものか、神社で千吉さんに安子ちゃんと結婚するよう告げられた後の数分は圧巻でした。想定外の弁に、小さく息を吸いこむ稔さん。頭取の娘さんとの縁談取りやめを聞いても、はっと小さく息をもらすだけで、喜ぶより先に雉真家を心配する長男。安子ちゃんとたちばなをほめる千吉さんを見る稔さんの表情、去っていく千吉さんの後ろ姿に深々礼をして、大きく息をつく稔さんに、何か月分もの辛い時間が伝わってきて、今、ようやく久々に呼吸できたのであろうなと共感しました。

結婚を申し込む稔さんの吸い込んだ息の緊張感、「僕と」と言い出した後の万感こもる間。告げた後にまず安子ちゃんを思い遣って涙をそっと拭いてあげる稔さん。そんなシーンにありがちな、例えば安子ちゃんを抱きしめたり、何か気の利いた言葉をかけたり、といった”自分”の気持ちを前面に出す行動ではなく。そんな人だからこそ、別れを決め、家のための結婚を待つ板挟みの日々の辛さはいかほどであったろうかと思わされて、その稔さんの人物造形が本当に見事だと思いました。というより「稔さん」に心うたれた。まさに画面に生きていました。

北斗さんの演技に感嘆したのはその後です。1か月のa blessed timeには念願だった”稔さんの笑えるシーン”もありましたね。定一さんの言葉にコーヒー吹き出したり、安子ちゃんに目をやっては嬉しそうだったり、はしゃいだり。私にも心楽しい時間でした。北斗さんはこれで、メンバーどなたもされていないプロポーズ→挙式を3回、子をなすのは2回目ですね。皆、初々しい夫で(笑)

この後のるい編、ひなた編でもお姿を拝見することはあるのでしょうか。最後まで見届けます。4K保存は003-016と第1~4週まとめだけの依怙贔屓はしますが(笑)

 

超絶お忙しい中の、不躾な長文、ご容赦下さい(読まれるの、1月末とかだったりして...)30日はドームで!1月には横アリで! お目にかかるのを、そしてどんな驚きが待っているのか、どんな素敵な街に誘われるのか、心から楽しみにしております。

表に現れるスケジュール外にさらにご多忙なマネージャーさん達、スタッフの皆様、どうか、どうか、恙なく年末年始を健やかにお過ごし下さいますよう。そして何より北斗さんとSixTONESが。楽しく健康に無理できますように。微力ながら、お祈り申し上げます。いつでも、どんな北斗さんも応援しています。

                                 かしこ

 2021年12月23日

追伸:

この便箋、Rosyというよりマスカラっぽいピンクのケイトウ柄。この色の便箋なら書かねばなりませんでした。ニュージーズ。とにかく、楽しかったです。2階席まで若いエネルギーの波動がすごい圧で伝わってきました。その中心で波を起こしてはかき回しているのが大我君なんて、なんと幸せな事か。その伊達男っぷりにはこちらがちょっと照れ笑いしてしまったのですが(ごめんなさい)、だてに演じていたわけじゃない。先日のFNS歌謡祭での女性への手の差し伸べ方、握り方、肩の抱き方の堂に入ったこと!「仮想女性」的存在しか登場しないSixTONESのMVなどでは知り得なかっただけでしょうか...またジャックに再会できる日を楽しみにしています。