書簡・編

おたくもすなる日記といふものを、我もしてみむとて、するなり。

051: 2022年4月12日_CITY、Feel da CITY

拝啓 

 桜満開を控えた3月末、出勤前に花見ならぬレモン2倍顔北斗さんの巨大広告@新宿駅を出勤前に見に行きました。早朝6時台の新宿駅はさすがに人通りも少なく、身長を遥かに超える巨大な北斗さんを独占してきましたふふふ。黄色を纏った北斗さんはこの上なくお元気そうでしたが、いかがお過ごしでしょうか。

CITY発売から早や3か月。Feel da CITYツアーも半ばにさしかかりました。断念した方、行かれなかった方もいらっしゃる中でいつも恐縮な事ながら参加させて頂いた公演は一瞬たりとも気を抜きたくない全力の幸せな時間を過ごさせて頂きました。感謝の形として感想を届けようとは作品ごとに思う事で、以前はそれが求められていると信じるようにしていました。しかし音楽誌でプロがライブレポートを書いて下さる喜ばしい現状に、私の感想を送りつける意味があるのだろうかと自問する3か月。SixTONESの在り方や作り上げてきた作品へのファンとしての賛意と、SixTONESの”物語”の当事者の一員であり続けようとする意思とを伝えるのはありかと、矯めつ眇めつしながら雑感を認めました。

CITY

そう、アルバムコンセプトは”物語”が交錯する場所。公式表記の”story”とは定義上”語り手”と“聴き手”との立場を異にするもので、始まりがあり完結し、その起承転結は語り手=演者であるSixTONESの中にある。ならば起始停止なく円環状に持続する「CITY」における”物語”とは"narrative”、すなわち起承転結の形式に則らず、”語り手”と”聴き手”が関わり共に作り上げていく現在進行形~未来の物語、ではないかと。「Everlasting」に歌われているように「SixTONESのCITY」を構成する”物語”は私達ファンも内包する”narrative”であらまほしき。

そんな作品をもって、フィジカルな形態の音楽が身近でない世代にもアルバムとはトータルパッケージの芸術なのだよと提示して下さる。つまりovertureでアルバム世界に誘われたり、曲順の意味を探読みしたり、といった円盤ならではの楽しみ、その逆手をとった構成が、なんとSixTONESな(固有名詞を普通名詞にした”It’s a SONY”に倣いSixTONESを形容詞化してみました)。Interludeはいずれも雰囲気がありますが、特に"Sunrise"には大好きな"Theme of 017”(SMAP:SAMPLE BANG!)を想い起こしてわくわくするし、アシッドジャズ、ファンク、ゴスペル、フュージョン、お陰様で知った和メロ...好きな音楽の要素がてんこ盛り。楽曲そのものも好きですが、しのばせられた細かい音の数々、例えば「Fast Lane」の重機の音(?)や「Ordinary Hero」の街の音、「With The Flow」冒頭のレコードに針を落とした音(?)などはアルバムコンセプトの”街”の普段の暮らしにも繋がるようで惹かれます。

Feel da CITY

しかし、アルバムツアーではない(らしい)とはいえ、ほとんどの曲が試聴だけ。聴きこむことができずに参加するライブという珍しい状況に、途中で予告なくしれっと披露された新曲(という確信すらもてなかった)。”Jungle事件”以来わかってはいるものの、あなた方、どれだけ参加者を信頼しているのでしょうね(笑)

ファンに信頼はおき、その需要は把握しつつもそれにおもねることはしない、なんと”SixTONESな”。プロのライターさんもつい踊り魅せられたというこのライブ。音楽も文章も素人の私が書いてSixTONESさんに資する事があるとしたら、会場や席の違いの体感でしょうか。

 

今年の初日はバックステージより少し後方上手の西スタンド中段という全体像を掴むのに丁度よい席で迎えました。まさかの「Lost City」*1が壮麗に響く中、メインステージ奥で客席を睥睨するSixTONES*2。王道の登場からSカレーターがぬるぬるっと動きだした時の初日のどよめきは忘れられません。現場で驚きを共有してこそのライブ、曲と機構に冒頭数分で既に2回心震わせられる幸せ。on eSTでは禍々しい赤いライトとサイレン響く中上空からブリッジが降臨する圧倒的迫力の演出を2Dの配信映像で先に知ってしまった事をどれだけ惜しく思ったか...

そのon eSTのブリッジや照明で武装された壁、古くは横浜アリーナ初単独公演の櫓、Rough ”xxxxxx”やTrack ONE-IMPACT-の鉄骨やプロペラ等、直線的でメカメカしく威圧感ある装置から、今回は一転、有機的な木目調(?)で曲線を滑らかに動く装置。時に演者抜きで自走して照明の搬送を担ったりして、それ自体が意思をもって動いているフレンドリーなR2-D2的な印象*3

そんなSカレータは上空に屹立して後光さすオープニングのカリスマアーティストタイムを曼荼羅の如く彩り、足をぶらぶらしたり、胡坐かいたりと自由に音楽を楽しむ、作り込み過ぎぬ等身大アイドルタイムには優しく寄り添う汎用性*4

「Dawn」で6色トーチ*5を”生け花”した装置は上空に昇っていくことで重厚なこの曲に崇高さを付加してカリスマ感を増したように思えますが、今回の装置は総じて”遊び道具”感。平素武骨なリフターも「S.I.X」「WHIP THAT」でぐらっぐら揺らしてジャンプする北斗さんには慣れ親しんだ遊具のようだし*6、メインステージの「樹君が乗り遅れたせり上がり(名前がわからないのですが)」も髙地君腰振り企画等、遊び場になっていて(笑) 突然の思いつきに万全の対応をされるスタッフさんとの阿吽の呼吸が感じとれて嬉しい。

Sカレーターからの眺めと同質の光景を初日に俯瞰できて幸せだった「Everlasting」。一つ一つが光の花にも見えるペンライトの制御された色の遷移と客席の意思による動きとが相まった美しく広大な星の海が印象深く幾度も思い返しています*7

初日のメモには「無邪気な人達のお洒落なライブ」「満遍なく踊る(こんなにしっかり踊る!?)」とあって、演者本人達がまず音楽やパフォーマンスを楽しみ、その姿を見せる印象が強かったようです。初めてSixTONESのライブに来られた方が他ジャニーズグループとの比較で「SixTONESのはライブよりショウって感じ」と話すのも耳に入りました。

アーティスト要素が濃いがために、例えば「ST」のライブ映像では「上空は硬派のロックライブ、地上は激甘ファンサうちわの花盛り」という乖離がある(笑) 光一君のソロライブのようにうちわ全廃的方向性に振りきることもできるし*8、私はそれもSixTONESが選ぶなら素敵だと思います。顔を見せずにクールに始まったon eSTでは、例えばImitaiton Rain~STを渾身の力で歌い、Lifetimeに祈りをのせる姿に、”アーティスト”としてご自分達が納得いくパフォーマンスができるようにただ専心して欲しい、こちらを見てほしいとか、ファンサとか、そういう事は気にしないでいいから、と心から思っていたのです。

しかし振り返れば花道の実物大北斗さんを見上げたり、手を振って頂いたり、そんな事があればやはり嬉しい。そして迎えたFeel da CITY初日、遠いお席まではるばるお運び頂いたスタンドトロッコの嬉しき事!V6ラストライブで久々にお目見えしたアクリル板で守られたそれとは異なり丸腰の登場に心配もしたのですが、やはりスタトロは「アイドルの”大義”」でした。同席したジャの道の師匠は北斗さんが「ファンにすごく優しい顔するんだね」と唸っていましたし、アーティストとアイドルの両立をしてくださるSixTONESの現状を好もしくありがたく思っております。

(略)

初単独アリーナに静心なく横浜に向かった桜満開のあの日から4年もたったのに、今年も同じ位胸が弾むのですよね*9

片やSixTONESさんの方はあの若き日既にみせていた覇王感の奥に秘めた不安と必死さとは影をひそめ、今や自由で余裕を醸し出している(ようにみえる)姿を至近で拝めて嬉しかったこと。特に「Lost City」から「S.I.X」まで畳みかけるSixTONESのパブリックイメージを体現するような一連の曲の攻撃力、「Strawberry Breakfast」の花道で踊り闊歩する活き活きとした躍動感。今やことさら大きく見せようとはされていないでしょうに存在感のあること!

「Dawn」~「Parpercut」~「Odds」は試聴ではそれほどひかれなかった曲群ながら、パフォーマンス補完で魅力倍増しました。あのスタイリッシュさを作りこみ過ぎず嫌らしくなく体現できるのはSixTONESが随一だと思います。

そして、私の大好きな曲だと知っていて入れてくれましたよね!?と、かかった瞬間に勝手に思い込んで狂喜した「love u…」「You & I」。ライブで見て聴いて一緒に踊れるとは思いもしなかったので、しかもあの美しいラインのストライプスーツで。それがただただ、嬉しい。

さらに嬉しいことに、今回もスーツに限らず衣装が全て素晴らしい。これまで1パターンはあった柔らかい系(白~淡色の透け感のある柔らかめ素材の)衣装がなくて、機構のフレンドリーさに反して衣装が全て強そう(笑)

登場からまず、重厚で豪奢な衣装。着ている北斗さんはターミネーター的アンドロイド風味なのに袖口の花柄の麗しいこと*10。慎太郎君の襟元の予期せぬ色っぽさ。

「Imitation Rain」以降の”Amazing!!!!!!衣装トリビュート的衣装”も大好きです。袖のファー!Amazing!!!!!!の黒、湾岸LIVEでの赤金に並ぶアシンメトリー礼賛衣装として私の周囲では高評価です。北斗さんの白シャツが背中でウエストからはみ出していたのがご愛敬(笑) 揃ったストライプスーツを着ても、てんでばらばらなとっ散らかった私服風衣装も、いずれも”It’s very SixTONES”。ああ、素敵。

そして、「WHIP THAT」!最高に”SixOTNESな”パフォーマンスで客席巻き込み燥状態の中、突然すんっと曲がきれて前半を終える(記憶違いかもしれませんが初日は曲終わりまで通していませんでしたか?)なんとご自分達のみせどころと客席の巻き込みどころをわかっておられること!

 

他のグループのライブでは贔屓なく「目の前に来てくれた人を盛り上げる」派の私、SixTONESのライブにおいては間近に他のメンバーがいらしても、豆粒のようにしか見えない遠くであろうが、背を向けられていようが、常に北斗さんを見ている真に貞淑な(笑)ファンなのです。しかし、「With The Flow」でだけは”樹君と踊って”いました...一聴した途端「これ好きっ」となったこの曲*11の間だけは樹君に”踊らされていたかったのです。北斗さんの『俺のこと好きな人はあんた(樹君)のこと好きじゃないよ』との言を覆す行動。樹君ありがとうございました。北斗さん不在の時間帯の背徳感、ごめんなさい(笑)。

ユニット曲では「LOUDER」もとにかくカッコよくて、Summer Paradise2018で”ダンス楽しくて仕方ない人達”に分類したお2人が、ちょっと難題に挑んで結局軽々こなしている感が素敵。私があれ程踊れたなら…ただ、ただダンスに見惚れて心中で歓声あげながら見ていました。

…ここまで書くと北斗さんへの手紙なのに失礼ですよね。失礼ついでに書いてしまおう。静岡で最も大喝采したのはメンバー不在のMCでアングルや寄り方を次々に変えてドラマチックにカゴを映し続けて下さったスタッフさんのプロたる茶目っ気。被写体がアイドルだと普通に見えている演出が、0番に陣取るカゴとなると仰々しさが可笑しくて。皆さんの喋りにではなかったの、ごめんね。

「共鳴」は歌詞の固さに加えて初披露ではさすがのSixTONESさんも歌いこなしてはおらず「歌謡曲風?ジャズ?」とちょっと戸惑いました。歌番組などでの披露も経てこなれてきた難曲を楽しみましたが。最初は固くて噛み切れないが噛めば噛む程に味がでる。これぞするめですよね。

「真っ赤な嘘」は鏡抜けで高地君と入れ替わるところが好きでした。髙地君は淡々と、ネガティブというより魂抜けた感じの北斗さんと完璧に対称をなしていてWinkみたい(笑)。

「ってあなた」でもそうでしたが、北斗さんはステージ正面に向いていないことが多いので、座り込んでいた北斗さんが何かに弾かれるように立ち上がる様や表情はメインステージ上手側横上方の制作開放席から具に知りました。静かな動きの中のバネ仕掛けのような動きが鮮烈でこちらも虚をつかれたようになりましたが、落差は恋愛巧者的な強気の「Odds」「Papercut」からこの曲との在り様の一転にもあって、北斗さんの入り込み方といい、消耗しそうな曲だと思って見ています。on eSTでは袖で涙ぬぐう弱い男として姿勢を崩さず「ってあなた」を歌った北斗さんが「So Addicted」ではマイクの持ち方も妖しい、ねめつけるような挑戦的な眼つきで背を丸めている変幻自在さに感嘆していたのですが、今回もよい物を拝見しました。拍手。

2018年のSummer Paradise前に「文学的な歌詞を情念的かつ理屈っぽく歌ってほしい」と書いた*12事を思いだしましたが、歴代北斗さんのソロやユニット曲は内省的で自己完結している感があり、他の方達のそれと異なり踊ったり歌ったりこちらが”参加”するのではなく黙して”鑑賞”する感。主観で世界観を冒涜したり意図を読み違えたりしては申し訳なくて感想を書きにくい。それこそが松村北斗、などとこちらが思い始めた途端に今度はあざとき弾けたほっくんソロが私達を煽ったり踊らせにきたりして(笑)

 

初めて入った制作開放席。「Rosy」で”整列”するところが真横から見えたり、「S.I.X」.まで踊り続けた後の煽り(挨拶?)の時にSカレーターのレールの陰でストレッチする(?)髙地君が見えたりと面白い席でした。音、特に歌が明瞭に聴こえる席でもありました。会場によるのか席によるのか、ここでは音の割れることもなく、同じ高さで真横の席なのでSカレーター上の1人1人の声がくっきり聴こえました。例えば「Lost City」の樹君の高めのアドリブ(であっているかしら))よく響いてきたり。皆さん、主旋律を支え彩る地味な努力をされているのですね。

「Imitation Rain」でも歌う姿は隠されど、席位置のお陰かあるいはこちらが勝手に忖度しただけなのか、樹君の心の奥底から絞り出すようなラップがいつも以上に心に響いて来て、どんな状況も内心の葛藤もパフォーマンスで昇華されるようにと祈るような気持ちで聴いていました。このTHE FIRST TAKE Ver.は原曲の若さや荒々しさが編曲で成熟に変わり、大事に大事に歌いこんだが故の質や解釈の深まりが感じられますし、より想いがのせられているように思います。新曲をどんどん出して下さるのも嬉しいけれど、同じ曲を違うアレンジで聴かせて下さるのは新たな物語が綴られていくようで嬉しいものです。THE FIRST TAKEは勿論挑戦ではありますが、ダンスや演出に気持ちを割くことなく歌に専念できるという点で、昨秋書いた「たまには端から余裕をもって歌える曲で声の美しさや歌唱の上手さを世間に知らしめてくれてもよいのに」との願いがより高い水準で叶ったようで嬉しく思いました。

そして圧巻は 「Good Times」の多幸感!試聴だけでも、たとえ京葉線ホームでもNYですかそうですよねって気分で踊りだしそうで危険な大好きな曲でしたが、ライブ本編ラスト、大好きな人達と”また会えるために見送る”という素敵な時間に金色の紙吹雪舞い散るこの最高の幸福感。どれだけご自分達が美しい光景を作り出しているか、ご存じですか?そこに謎にclapしすぎて手を腫らしながら自分も美しい世界の一部になれる陶酔感にもう少しで泣きそうになります。

グッズ

SixTONESのグッズにはずれなし。今回も所有欲をかなりそそられました。

色合いもシックなバッグは防振双眼鏡が横向きに入るマチ幅にうちわ収納サイズ+自立+コーティングがありがたい。高さと硬さ故、電車でスマホを見たりするには膝上で寝かせるか床に下ろすかの選択になりますが、雨の公演ではビニルコーティングに感謝しましたし、懸念された持ち手の色移りも防水スプレーで白ダウンコートも無事でした👍
ペンライトを手放せるようにとのご配慮に基づくネックストラップはデザインもチャームも素敵。しかしペンライトを振るとかちゃかちゃ音がしてしまい、そのままかけると我々のペンライト打点には間に合わない(高くあげるなって事っすか)。ということでチャームを手の中に握り、ハンドストラップで延長し愛用しています。

勿論、パーカーも愛用しています。パンフレットは豪華になりましたねーと思う反面、独自性が少し減ったかも

以上、customer’s voiceでした

結び

2度の冷雨を越えて持ちこたえた桜吹雪の中、半年皆勤したカムカムエヴリバディも大団円を迎えました。稔さんは物語中の全ての出来事に通底する願いを提示する本当に重要な役どころであったのですね。再登場の白軍服に歓喜し、前日の涙から一転、笑顔で終わった見事な最終回を万感の想いで見届けました。北斗さんをきっかけに傑作に出会えたファン冥利、ありがとうございます。そして第111回の『意味があるかどうかわからんけど、誰かのことを思うてやるんで、ええんとちゃう』との一子ちゃんの言葉に後押しされ、手紙を書き上げました。 

来週は新潟、ツアーも続きますね。ドラマも始まり(これも楽しみです!)お仕事満載でお忙しい中ですが、どうかご自愛下さいませ。いつでも、どんな北斗さんも応援しています。

                                   かしこ

2022年4月12日

*1:SixTONESについてはオープニング曲が当たったことがない。悔しい反面、嬉しい

*2: MJのThe Dangerous Tourのオープニングかと思いましたよね。Live In Bucharestの冒頭の2分

*3:R2-D2あるいはメカゴジラドラえもんになったみたいな”とライブ中の走り書きメモにあり。咄嗟の感想って…これを書いた後で慎太郎君がYouTubeR2D2と口にしていてちょっとぞくっとしちゃいました(笑)

*4:”Wish I could rewrite, erasing the good-byes”と儚げに歌いながら天に帰っていくのはわかります。”There's no going back”と歌いながら後退して行くのにはちょっと笑ってしまった

*5:トーチ振り回す姿に懐かしのBRAVE SOUL思い出しました。杖術かっこよかったですよね

*6:もっとやれ~✊と心の中で煽りながら一緒に跳んでいます。が、落ちない?壊れない?って揺れ具合…

*7:on eSTでの天井席ならではの楽しさ。アンコールのこの星のHIKARIで星型のレーザー光線がスタンドを流れるのに気づいた感動、メインステージモニターの幅広さの威力とありがたさ(アリーナ席では顔に折れ線が入り歪んで映る)Special Orderがしっかり見える喜び(センター近くでは角度的に見えない)。天井席の困りごと。on eSTで初SixTONESライブを体験したKinKi、V6ファンが横浜アリーナ北スタンド最後列で参加した感想を問うと開口一番「まぶしかった」。それは比喩でキラキラ眩しかったとか、KinKi兄さんやV6兄さんとの比較で(失礼)というのでもなく、メインステージ上方からの照明が強すぎてパフォーマンスが白飛びして見えなかったとの由。今年は同じスタンド後方上段でもそのような印象はなく、あの壁の照明の威力とはいえ困り事は一件落着

*8:北斗さんがご自分を好きな人を鑑別する材料がなくなりますが

*9:例年、駅で転んだり踊りながらスタンドの段差を踏み外して落ちていったり、双眼鏡を何度も落としたりと気も漫ろなSixTONESの初日。今年は恙なく...と思った帰り道、新横浜を出て東神奈川駅で乗り換え、あれ、また新横浜駅にいる…と結局やらかしました。きっと一生、このままです...

*10:これも映像をYouTubeにあげて下さったお陰でじっくり拝見できました。そういえば、on eSTの冒頭の衣装、ドキュメントの映像では刺繍付の襟があるようですが、私の記憶では北斗さんは丸首白シャツ。踊りやすさとか涼しさといった機能重視だったのか、耶雲監督も蜷川監督も大注目の北斗さんの胸元を強調するためだったのか。上衣が豪奢なのでちょっとさびしい印象で。あの襟はいずこ…

*11:海のイメージの曲だけれど、MVの大我君のチルデンセーターとパウル・クレー(?)の画によるのか、真夏のビーチではなく、晩冬のひっそり鄙びた海沿い(南仏の田舎か、二宮~国府津あたり)をぬくぬくコートを着こんで屋根開けたカブリオレをゆっくり走らせている、仏映画的くすんだ色合いの映像の印象。樹君には旧型のマスタングコルベット、旧型BMWかSAAB、一周回ってコペンS2000、大我君にはマセラティジャガー等色っぽい欧州車か庶民的にプジョー。そこまで妄想を繰り広げた曲なのです

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