書簡・編

おたくもすなる日記といふものを、我もしてみむとて、するなり。

035: 2020年7月30日_NAVIGATOR発売

一筆申し上げます。

 暦の上では大暑といいながらまだ梅雨もあけぬ今年ですが、北斗さんのお仕事は順調に進んでおいででしょうか。NAVIGATORは21日の出勤前にコンビニ配送分を受取って、早速車で初回盤から聴きました。「あれを手にしてグッバイ自分」したので、「もう手にする前の私には戻れない、そちら側に行った私」に、責任取って今後もずっと良い作品を供給して下さい、と最初に告げておきますね。

発売日は新型コロナウイルスの感染拡大で迷ったのですが、店舗受取予約もあったので渋谷タワレコとツタヤ、HMV、新宿タワレコをはしごしてお祭りを楽しんできました。店内に流れ続けるNAVIGATOR、店員さんの心尽くしのpopや展示、積みあがったCDが減るそばから次々補充される様、NAVIGATORを手にとる男性の多さ、全てが喜びでした。そんな幸せの中、何が心に響いたかをお伝えすることも少々は意味があると思い、筆を執っています。私は音楽は聴くの専門、演奏はしないので後述の曲へのコメントは的外れなこともあると思いますし、ちょっとポエミーな部分もありますけれどご容赦ください(自分で面白いと思ってしまったので書いちゃいました)。

レコードから音楽史が始まりジャケット買いしまくった時期もある旧世代にとっては、SONYさんのパッケージへの愛、例えばCDジャケットの包装がキャラメル包装ではなくて厚手のビニルで再度封をしてスリーブが保護できるといった些細なことすら嬉しいです。レーベルが黒字に青い線のみのシンプルで渋いデザインなのも、スリーブ裏がいい色合いの青藍(雨の季節の色ですよね、偶然だと思いますが)なのも素敵。”Eternal Producer JOHNNY H.KITAGAWA”とスタッフクレジットに記載されているのもひっそり嬉しい。

強いて言えば、デザイン上仕方ないと思うのですが、最も人の手に渡る通常盤ではスタッフクレジットがブックレットではなくケース裏で読みづらいことが残念。というのも、このCDの音作り、特にリズム隊の圧倒的存在感がもう私の好みにぴったりなので。SixTONESと作詞・作編曲者、演奏者、ディレクション、ミキシング、マスタリングの方すべてに拍手。そして以前「(コロナ禍で)平時と異なるプロモーションになると思いますが、そんな状況でSixTONESSONYさんがどう来るか、却って楽しみです」などと書きましたが、音楽番組収録ができるようになっていてよかったと安堵するとともに、SONYさんの多面的かつ楽しい宣伝展開を堪能しました。常に就活ランキング首位を争う”天下の”SONY社員がその能力を結集して”ダジャレ#”を作っていらっしゃるのを想像するだけで和みますが、おかしみのある広告に、バキバキにかっこいいだけだとSixTONES風味ではないとわかってくださるんだなあと嬉しくなっちゃうのです。ファンでいるのに音楽IQだけでなく謎解きスキルとダジャレ受容性も要求されるとは(笑)。どれも高くない私ですが、とにかくteam SixTONES制作・宣伝部門の皆様と乾杯したい気分です。

NAVIGATOR

皆さんは主にストリングスに触れていらしたですが、YouTubeのMVでも力強く思っていたベースとバスドラムがCDで聴くとさらにドスッドスッと腹に殴り込むような音で、もう、大好き。全体的にくっきりとした音でリズムが強調されているように思えて、”アイドル”の音源ならボーカル部分を際立たせてもよいと思うのですが、それだけ”強い”音にしても皆さんの声が負けないから、これでもかっていう楽器隊の音にできるのでしょうね。タワレコの試聴機で聴いてしまうとよいヘッドフォンが欲しくなり、近距離しか走らなくなって標準仕様のカーオーディオにしてしまったのを後悔しています。

今回新しく録り直しされたJr.時代のオリジナル曲も、Imitation Rainで新たに”発掘”された北斗さんの低音域の加わったこともありますが、どの曲もこれまでより声の響きや細かい抑揚の表現がさらに際立っているように聴こえます。北斗さんの歌声は前に”史上最高に好き”と書いた時*1よりさらに音域が広くなって技術的にも進歩して、音楽通の方が高評価されるのを拝見しましたが、技術的なことはわからない私でも、「光る、兆し」でのよくとおる高音、NAVIGATORの低音、後述する新曲でのちょっとした表現、みんな相変わらず、単純に好きだなあと思って聴いています。

光る、兆し

これまでライブかYouTube、ザ少年倶楽部で聴いたものとの比較にはなりますが、CD音源ということを割り引いても、皆さんの声がのびやかになっていますよね。楽曲の主旋律の爽やかさに隠れてパーカッションが強調されているのは他の曲と同様でも、ボーカルが伝えようとしてくるものはくっきりしている。北斗さんが書かれていた、歌い手として「迷う」という言葉に反応してしまいがちでありながら「”これからも6人で”という思いを届けたい/受け取って欲しい」との望みは叶っているはず。私がこの曲を聴いて浮かべるのは「6人が歩いていく輝かしい道」でしかない。しかし、SixTONESから受取る”キラキラ”は背後に翳りがあるからこそ一層輝きを放つもので、傷のないぴっかぴかの人からは発せられない質のものだと思うので、歌い手の北斗さんが歌う際に「迷い」に思いを置いてしまうことは意味があるのだと思います。

JAPONICA STYLE

YouTubeのMVとの比較では琴の響きがエレクトリック増し増し。音数と分厚さが増して煌びやかで垢抜けた感じ。他の曲同様、リズム隊、特にパーカッションが印象的。JAPONICA STYLEは

(劇場/ライブ会場)×(ダンスver.)×(布、扇子、衣装)×(日本語/英語)=∞ 

でバリエーションがありすぎて最早どれと比較すればよいのかわからない(笑)。ただ一つ、言えるのは、この曲は特別。私達はこの曲が大好きだ!

Hysteria *2

繰り返し聴いていたザ少年倶楽部で放送された版では冒頭に羽音と風音(?) が入っていて、そこから曲の世界に入る感じでしたが(イントロの叫び声が演奏なのか、客席なのかわからないのが少クラ(笑))。北斗さんの『何よりみんなの声がすげえ大人になった、奥行きと深さがあの日のSixTONESじゃないな。あの日よりも正直いいね』が、おっしゃる通り! ”Will you be mine?”が説得力もち過ぎると、困るなあ(笑)

You & I *3

北斗さんが「この歌は歌詞を何度か練り直した*4」と書いていらしたのは、SixTONESからファンへの思いのようにも聞き取れる歌詞ならではの細かいニュアンス部分なのでしょうか。それは恐らく例えば「星さえない夜」にどのような言外の意味をこめるかによると思うのですが、それが多分共通理解されているのは素敵ですね。『透き通った気持ち』や『切なさ』が共に闘ってきたファンへの純粋な感謝ともとれるけれど『聴きながら思い浮かべてみたくなる』誰かが普通に恋人や生涯を共にする人でもあるようにも聴こえる。対象を限定しないのが北斗さん曰くの『大人の余裕とか豊かさ』の印象の所以なのでしょうか。

歌詞で印象的だったのは
”Me & You, We will be sharing this one life”, “Let me get started, It’s our show time”

の部分。これまで公式サイトの試聴やらじらーで流れていなかった部分に隠し玉があったか~!と思いながら聴いていました。”今日が特別になる~”前後から音が集合していってぐわ~って(←北斗學園風)盛り上がって、”どんな壁も~””走り抜けられた~”のあたりでドラムが走り出しそうに鳴っているのがとても好きです。北斗さん曰く『下手したら最後の方はたまらず走り出したくなるかも』はここなのかしら。

love u… *5

北斗さんが「脳みそとろけちゃう」と予告していた曲が”love u…”ですよね?。私、所謂ラブソングにむずむずしてしまったり、バラードが苦手だったりする方なので密かに心配していたのですが、杞憂でした。この曲はらじらー初披露で気に入って、毎日聴きながら”Baby Baby you know I love you~”に、”I KNOW~♪”って掛け合いしていました(笑)。この曲は掛け合いも素敵ですよね。6人皆上手なのに、1人として自己主張しすぎることなく相性よく声が協調して、こんなお洒落な大人なボーカルグループになっていたとは、SixTONES恐るべし。

試聴段階でとにかく惹かれたのがリムショットシンコペーションの耳に心地よい刻み方(イパネマ海岸でも散歩しているのかと)北斗さん言うところの『曲自体は軽やかさもある』とはこのお陰でしょうか。この曲に生々しい艶っぽさを感じる人もいるみたいですが、私はこのリムショットのとつとつと仕事をしている感じから「目の前にいない人への問わず語り」説に一票。そんな静かな愛、『年を重ねるごとに意味とか熱を増す曲だね』の意味が感じとれてすごく好きなのが北斗さんのパートです。巷では樹君の最後の囁きが評判ですが(うん、色っぽいよね)、私は北斗さんのそっと置きに行くように歌う”Honey you are my everything”が素敵だなあと思います。北斗さんの部屋のミニチュアになって、掌の上に載せられて語りかけられているような。数多の”You are everything"の中でも、例えば朗々と高らかに”宣言”するMISIA姐さんも素晴らしいと思うのですが、私の中の”you are my everything”界の一番はこの曲の北斗さんです。そんな”ささやかさ”の一方で『甘さとうっとりさとスリル感があり』という複雑さがあるのは、いわば”小曲”に分類されるこの曲にも関わらずの音の重なりの厚さによると思うのです。Imitation RainやNAVIGATORなどの表題曲や、Telephoneのような曲調ならわかりますが、この”love you”だけを歌う慎ましやかな曲においてすら、音の数が多くて手のかかっていることに、CDで聴いて小さくガッツポーズ。
試聴で聴いてなかったよ~やられた~、と思ったのが、”You’re the one who can change my life 捧げられる~”から加わってくるバスドラム。そのキックが自分の鼓動の高鳴りを聴かせられているようで、その後6人の声が重なっていく最後のサビで泣けそうなくらいの一人盛り上がりをしてしまうのです。多分、その”一人盛り上がり”の原点は発売日の体験。

その日いつもと違って駅まで歩こうと思ったのは意識を運転におかねばならない車や、PCやスマホをつい見てしまう状態でなく、ただ無心に”音”を聴きたかったから。駅まで行くその道は途中広い公園を通るのだけれど、その広場に入った瞬間、小雨を透かして木々の濃い緑が視野いっぱいに広がって、突然、なんて世界は素晴らしいんだろうと感じたのです。その時聴いていたのがラストの”love you, love you, love you~”からサビで、3月以来久々に外出する開放感も手伝っていたかもしれないけれど、今後、この一事だけで小雨の日を好きでいるだろうと予感したくらいの幸福感に歌と曲の影響が大きかったのは間違いない。CD店を回って予約分を受取り、発売日のお祭りに興奮した帰り道はもう夕方で、駅からバスの選択肢もあるのにわざわざ20分かけて歩くことにした(あの2曲は歩きたくなる曲だ)。帰り道は同じ道でも夕刻の晴れた空が広がっていて、思い切り手を天に伸ばしたい気分でYou & Iを聴いていた。気分がよくなって横断歩道の青を待ちながら足で小さくリズムをとって、後ろから来た自転車の女性にいぶかしげな顔をされたような気がしたけれど、構わず駆け出すようなはずむ足取りで横断歩道を渡る。そのまま進むと部活帰りの中学生がたむろしているけれど構わず小さく歌い続ける。NAVIGATORは何回も歌いすぎて、とうとう下ハモを歌うに至っている。聴こえて変に思われてもいいや、気になったらSixTONESのNAVIGATOR買ってね!くらいの勢いで歌いながら通り過ぎた。家は目の前だ、ああ幸せだ。

一般には樹君がCLASSY.で語ったように「夜お酒を飲みながら聴く」曲なのかもしれませんが、こういう聴き方もありました、という、そんな発売日の多幸感、軽躁に近い状態のご報告(笑)

最近の流行の音楽には疎いので私には「自分にとってよい」か「好きでない」かの判断しかできませんし、音楽に正解もなければ最先端だからよいというものでもないと思うのですが、love u...はもっと世に問うてよい曲だと思います。何回か聴きこんでいくうちに、なぜか思い浮かんだStevie Wonderの”Isn't She Lovely”。「うちの子なんてかわいいんだ」って繰り返しているだけなのに、世界中で聴衆が大合唱してしまうという普遍的な愛の曲に通じる感じなのですよね(どなたか同意いただけますか?)

 

第2の初陣とはいえこれだけの優れた曲が揃った2nd.シングル。このCDで久々に「聴き込む喜び」を思い出しました。ありがとう。勿論、ライブ前には礼儀としてアルバムは聴きこんでいくのですが、今回は1曲ずつ考えながら聴いたというか。北斗さんのセルフライナーノートのガイドのお陰もあります。これまでのオリジナルも含めると本当に幅広い曲を歌っているSixTONESが手を付けていないのは例えばブラスセクションが煌びやかな曲?好きなんですよね、派手やかなホーンセクションのアシッド・ジャズとかファンクとか。書くだけは書いておこう(笑) 早くも次が楽しみになっています..

 

MVソロアングル *6

ずっと楽しみにしていました!タイトルのフォント(33:07)からまず素敵
北斗さんのは通してみると激しいというより「内省的」。「囚われの男」のサブタイトルを勝手につけて見ています。冒頭の佇まいが、何かに思いふけっている様子。その前を光の束がゆっくり横切るのが好きです。後半の『光の筋をきちんと認識した絡み方、光触ろうとしたり避けたりとかなんか意識したシーン』では光が意思をもった存在のようにも思える。
印象的な動作は33:34の右腕の振り方、33:48のHey you!の上半身を揺らして上肢を上げてからのターンの仕方、35:20の掴む!手の雄弁さ。35:13 可能性をゼロの先の宙に放り投げるような振り。35:29の美しい立ち姿。3回もきれいなハイキックされるのに、3回目は型じゃなくて本当に攻撃しているかのような勢いなのに、本編には入らなかったのは残念。白い壁に囚われて、出口がありそうで奥が深くて見えない。何かに迷っているような落としていった視線。一瞬怯えるように視線が揺れる(33:12)けれど、瞑想しているかのような半眼になる(33:18)。目をそらして逡巡したり(33:44、34:17)、時折挑戦的な強い目をしたり(33:32、34:24)するうちに何かを決めたかのように強い目(34:28)で牙をむく(34:50)。『白の壁は押してみると意外と脆くて簡単に倒れてしまいそうなんだよ』の言の通り、軟禁状態?冷涼な面差しで(35:41)座して黙想する。脱出を図るのか、壁を手で確かめる(36:06)と、瞬間意味ありげな笑みを口の端にたたえて(36:10)、吠える!(36:20)。食いつきそうな表情で反撃にでる(36:25:北斗さんは左頬で物語りますよね)。むき出しの闘志(36:39)、殺意のような(36:54)。闘い済んで(37:07)、囚われの身から逃れても、なぜか壁を懐かしむかのように、あるいは既にない壁を確かめるかのように触れてしまう(37:13)..。勝手にストーリーを見てしまいました(笑)
内省的という点では「百億の昼と千億の夜」のシッタータ(北斗さんに演じてほしい役No.1です。大我君の阿修羅も)あるいは、囚われの身を暗示する壁、逃れた後に懐かしむ、みたいなシチュエーションを考えると、安部公房の『砂の女』が思い浮かんでしまう。

 

NAVIGATORの発売から1週間。怒涛のプロモーションもひと段落して、音楽番組を見直しています。どれひとつ同じでない、変化して練られていくパフォーマンスに心躍りましたが、北斗さんも満足いくパフォーマンスをされていたようで、嬉しいです。今は秋のドラマと映画撮影との演技のお仕事に専心されているのでしょうか。お芝居について書きます、と前回宣言して書き始めたものの、一番大事にされているお仕事について適当なことは書けず、NAVIGATOR発売前後のもろもろ(自分がチャート対策などするようになるとは思いませんでしたが(笑)、Imitaiton Rain以来楽しむことにしました)もあって今は少し寝かせています。(略 )

 

大事なお仕事、といえばラジオもですが、先日のANN、お忙しい中に綿密に企画構成したOPトーク、楽しかったです。ゆめちゃんガイドの漸減的筋弛緩法、上肢が抜けていたりツッコミどころはありながら安眠できそうですし、ゆっくり入浴したりされているようで、一昨年末から昨春の不調が改善していることを願っています。食事をしぼっておいでのようですが、夏の疲れには鶏胸肉や牛赤身だけでなく豚肉のビタミンBもお勧めですよ*7
この手紙を読んでいただくのはいつになることかわかりませんが、聴いたばかりのまだ新鮮な感想と、勝手な盛り上がりをお届けしたくて認めました。エラが欲しくなる程高い湿度に今年は格別に暑いと聞きますが、どうかお身体おいといくださいませ。

梅雨も明けないうちのひまわり柄ですが、花言葉は「あなただけを見つめる」だそうです。ひゅー! いつでも、どんな北斗さんも応援しています。

                                かしこ

2020年7月30日*8                                        




*1:2022年6月注:024: 2019年5月23日

*2:2022年6月注:文中『』は北斗學園2020年6月17日のとうこうより引用

*3:2022年6月注:文中『』は北斗學園2020年6月18日のとうこうより引用

*4:以前もAmazing!!!!!!で各人のアイデアを入れたと伺っていたので、歌詞や楽曲作成にも関与されるのですね。関ジャムでシンデレラ・ガールの作曲者の方がKing & Princeに会われたことはないとおっしゃっていたので、介入しない人達もいるのか、会わずに意見だけお知らせされるのか、曲によるのか..

*5:2022年6月注:文中『』は北斗學園2020年6月19日のとうこうより引用

*6:2022年6月注:文中『』は北斗學園2020年6月29日のとうこうより引用

*7:紙が余ってしまったので余談を。お忙しいのに自炊されている方には、お持ちかもしれませんが、電気圧力鍋、お勧めです。カレー、煮魚、煮込み料理、炊飯、なんでも材料放り込んで他のことをしている間に出来ていて、超時短だし、しかも煮崩れないのですよ。皮付き人参、じゃが芋、玉葱、塊肉を切ってホールトマト缶とローリエ1枚入れて加圧後市販ルーでもカレーフレークでも加えると超絶美味しい無水カレーが勝手にできている!しかも素材味が十分でるのでカロリーの高いカレールー(以前はいろいろアレンジしましたが、専門家が極めた工業製品が最強、におちつきました)が半分で済みます。肉の脂も加圧後放置して固まった脂きれいに除けますし、加圧時にアルミ箔で落し蓋すると灰汁とりも不要..て、主婦の会話みたいですみません

*8:まだ紙が余っているのでさらに余談...自分の話ですみません

CDを一番、量も質も聴きこんでいたのは臨床業務をしながら博士号の研究をしていた頃。1人で何時間もラットの神経移植の顕微鏡手術をし続けられたのも音楽のおかげ。周りの人に鼻歌歌って楽しそうねーと言われてました。当時はCD積み上げて。その頃は伊豆や北関東の病院と都心の研究室を週1~2回深夜に往復していたので奢ったカーオーディオを装備して、眠気防止に車の屋根を開けて音楽鳴らして走っていた(深夜の高速なので)のですが、ジャケ買い含め買い込んだCDから車やラボで選抜したものを長時間かかる手術の時に持ちよってお勧めアルバム大会するため一生懸命アピールポイント探したりして。音楽に救われていた、基本的生命維持に必要ないろいろの欠けていた、楽しかったハードデイズ。北斗さんも何かに集中して忙しいの楽しい方だと思うので、没頭しすぎにご注意を。あの頃は赤黒革シートのPeugeot206CCってちゃらちゃらしてかわいい車にそういえば乗っていました