書簡・編

おたくもすなる日記といふものを、我もしてみむとて、するなり。

039: 2020年12月23日_1ST(発売前プロモーション)、雑誌雑感、映像仕事前夜

拝啓

  通常なら「本年も余日少なくなってまいりました」と始める年の瀬に、情報に追いつくのが大変な程のぎっちぎちのお仕事ぶり。お疲れ様です&ありがとうございます。振り返ると世界的な災厄に見舞われたとはいえ、SixTONESを暦に共に過ごす1年はお陰様で本当に幸せでした(ああ、去年の暮れにも書いた言葉を繰り返せる果報)。

デビュー前、「おらおら」「クール」という漠然とした枕詞に「なんか、くるらしいよ」という雰囲気だけまとわされて紹介されていたジャニーズの新人グループが、デビューを経てわずか10か月余でどのメディアでも「音楽性」「歌唱力」「表現力」を当たり前に冠して評してくれるようになった嬉しさ。皆さんの実力もさることながら、誰かと競争するのではなく「俺たちの売れ方」と流儀をただひたすら追求して下さった姿勢の所産でしょうね。

Jr.の時から融通無碍、でもしっかりした”核”、即ち「これをやっとけばファンは喜ぶだろう」的な志の低い媚びや妥協・奢りのなさに対する信頼感はありましたし、SixTONESと事務所スタッフさんの意思決定のセンスは信頼していました。そこにさらにYouTubeスタッフさんとの信頼関係を得て、SONYのスタッフさんという最高の参謀を得て、資金力(ご自分達で獲得した実績に基づいたものですが)と楽しんで仕事できるよい環境を整えていただき、曲数やリリース頻度が増えても、さらに質を高めていく、こんな人達を応援できる幸せ。SixTONESとの相性も意思疎通もよく、センスも通じた”大人達”の手が入ることで音楽活動にこんなに楽しさを加えていただけるとはさすがに想像していませんでした。

webデザインから粋なツイッター戦略でオシャレを追求したりダジャレを考えたりのみならず、NEW ERAのリリックビデオに独仏西露葡尼比語まで入っているのが、SONYさんの世界戦略の本気がうかがえますし、JUKE BOX *1も、あんな豪華なアルバム告知は過去にあったのでしょうか。窓外は昼光から夜へ変化し、カーテンは風にそよぎ、シャンデリアの薄明りの下ジュークボックスがネオン色に仄かに光ると曲が流れる...数時間の公開だというのにこんな凝り方、企画から体裁まで考えているのがどなたかわかりませんが、大好きです。1分間にタイトルが含まれる切り取り方も、覚えの悪い私にはありがたい。すごく面白いものに立ち会っているわくわく感に、6時から聴けば網羅できるのでは、と途中からうっすら予想しながらも、ずっとYouTubeに張り付いてしまったお祭好きな我ら。

シングルで楽しませていただいた北斗學園のセルフライナーノーツは今の北斗さんのお忙しさから難しいだろうなと寂しく思っていたら、まさかの公式サイトに全員で*2という制作意図マニアには堪えられないサービス!。

一昨日のダイジェストムービーも、そうそう、そうなのよ!!という映像に沸きましたし(夫はSixTONES、世界進出に本気だな、とわかった風なことをつぶやいていました)今や、プロモーション担当と拝察される”青ソニ””さんのファンでもあります。

さらに北斗さんは表紙を飾る雑誌を含め、映画関連の怒涛のお知らせに1月ドラマまで!HDDや雑誌を整理したりする暇すら与えぬ波状攻撃。本当に、この1年の”私達”、よくやった!そして、新年からもよろしくお願いします。

1ST

シングルはもちろん、記念すべき1STオリジナルアルバムの本気さに、車以外でゆっくり音楽を聴けない自分、車、買い換えちゃいました。BOSEの音響設計が素晴らしくてぞくぞくするような重低音が響く車が広島からやって来るのを楽しみに待っています。試乗では担当者も気にせずNAVIGATORとNEW ERAに聴き惚れていました。唯一の難点は静粛性が高くて外の人に音漏れステマできないことですが、2月末の納車までは今の偉大なる国産大衆車(紫なのでSexy Roseと呼んでいます)で1STの音漏れ響かせて通勤します。ツアーの遠征、慣らしに新潟に乗って行きたかったのですが、このご時世では難しいかなあ。

閑話休題、そのくらいの勢いで楽しみにしている1STですが、JUKE BOXで試聴しただけでも、音楽の技術的な表現の語彙に乏しいのがもどかしくなります。作詞作曲をしないことで、作家性やグループの性格、創造性の限界に規制されることなく多様な楽曲を選ぶことのできるジャニーズのシステムの贅沢さに以前から感謝はしていましたが、そこに確かな歌唱力と表現力があると無敵なのですね。音楽のジャンルの「端から端まで全部っ」というくらい多彩な楽曲群を、咀嚼し消化して血肉にして表現されているのが試聴版でも聴きとれました。恐らく常日頃のSixTONESの”やり口”からすると全曲通しで聴くと新たな絶句が待っている予感...しかも、アルバムを聴き込んでいくうちに通常、最初の10回位を越えるとたいてい”飛ばす曲”ができるのに、1分間の試聴を繰り返している現時点では、それが皆無どころかさらに聴きたい曲ばかり。
以前「アルバムの1つの世界観をもって構成されたライブ」を楽しみにしていると書きましたが、統一どころか、この「これだけご用意できますけど、何か?」とでも言いたげな挑戦的な見本市のようなアルバムをどのようにライブで具現化してみせていただけるのか、あまりに楽しみなので、想像することすらやめました。

 ST

以前、SixTONESの曲は「決意表明」的な歌詞が多いと書いたと記憶していますが、デビュー曲ではそれまでの道程と心情を詩的に綴り、NAVIGATORでは進路への迷いと矜持をリズム重視の韻文で、NEW ERAではトップスピードに乗らんとする(早くも(笑))様を口語で、各々歌っているように思っていたのですが、STは”遥か先”に向かう己と旅の道連れを鼓舞しているかのような、この文語調よ。

ダンスを得意とは決して言わない(私はそうは思わないですが)SixTONESが、MVの回を重ねるごとに「1番 ハード」を更新していくのはなぜでしょう(笑) 初見の自分のつぶやきを見返したら、ひたすら「踊ってますやん、踊ってますやん」って歓喜していて読み返して笑いました。

 NAVIGATOR

リリースが遠い昔のように思えてしまいますが、客席で一緒に右腕を後ろに掲げるのと*3、”Hey you!”するのは諦めていません!本当に大好きな曲です。

 Special Order

一聴、おお~、ゴリゴリ!と思いましたが、中にちょっとオリエンタルな感じの旋律も混じっていて、そこに新奇性。EXTRA VIPもそうなのですが、ゴリゴリした曲でも爽やかさが垣間みえるのは声質なのでしょうね。

 
 NEW ERA

発売日にファミリークラブでコロナ禍のために設置されていないと思いこんでいたお手紙箱を発見。30分しか許されない滞在時間の残り20分で走り書きした手紙*4で書き損ねた感想を書こう書こうと思いつつ、続々更新されるSixTONESのお仕事によりきられて今に至る。

テレビ露出のたびに異なる演出も衣装も、歌唱の変化も楽しかったし、素晴らしかったです。主題歌として初めて聴いた印象がいかにも土曜夕方のアニメ主題歌然としていたのに、全く違う印象になったCDTVライブライブもミュージックステーションも、おうっバラードが現れて!って驚きも、14日にディーラーで乗換えの新車の試乗してしまうに至る後押しになったことは否めない…

 Curtain Call

タイトルがなぜCurtain callなのだろう、全貌が早く知りたいと思いながら聞いています。試聴版では北斗さんの歌いだしが新鮮でした。

...樹君、眠れない時にドライブされるのですね*2。私は腹立たし過ぎて緘黙したい時にガンガン音楽かけて車を走らせることがありますが、そんな時のお供はかつては大西順子さんの叩きつけるようなパッション滾るピアノトリオだったのですが、今はH.ZETTRIOさんのNAVIGATOR。無機質で自分の心情に全く寄り添わずに無視してくれる、自己憐憫や怒りなどばかばかしいと思わせるクールさが逆に心地よくて愛聴しています。

 Dance All Night

私の印象では、しいていえばこのアルバムでは一番ジャニーズっぽい気がします。そして、英語詞がきちんと聞き取れるぞ!素晴らしい。S.I.X。と併せ前向き、ノリノリ、あげあげ最強

 S.I.X

JUKE BOXで2回目に流れた時にチャット欄が”ハンドクラップ”していたのがすごくSixTONES担だと思いました。
ダイジェストのS.I.X.の白黒無声映画*5、素敵!

 EXTRA VIP

ゴリゴリのラップで始まっても、MVが妖しげなダンス(まさに、これよ!という(笑))でも、ジェシー君の声が不思議な清涼剤のような形で紛れ込むので、VIPルームのぎらぎら感野中、上品さが漏れ出る感じ。

 Mad Love

上記2曲と併せ、自分のCDラックには並ばない曲(サブスクならポチるかも)でも、癖になりそうな曲で、SixTONESのアルバム曲であればこそ出会える楽しさ。自分、こういう曲好きなんだーと発見しました。 

 Coffee & Cream

JUKE BOXで最初に気にいった曲の一つ。このピアノの感じ、どこかで耳にした、と思っても思い出せず、遥かBEN FOLDS FIVEまで手持ちのピアノマン系を引っ張り出して聴きなおしてもわからない...樹君のお勧め通り、朝、車で聴きながら気分あげています。人生ってとりあえず素敵よねって思える曲。
美しくて強い声なのにエフェクトかけてしまうの勿体ないなーと思いつつ、声の重なりが美しくて、かけあいが楽しくて。ラップと爽やかな旋律がでたり入ったり交互に出現するってのに、私弱いのですよね。そういえば”うぇーい”みたいな掛け声、本当に皆さんの声ですか?

私はlove u...の”その後の穏やかで幸せな日々をこの曲の中に見た気がしているのですが、製作者意図ではより拗らせた”So Addicted”が”その後”なのですね...

 Lifetime

試聴版を聴いた瞬間、北斗さんの高音の透明感がいいなぁ、と思いました。北斗さんのLifetimeの”L”とMemoryの”r”の発音仕分けや、大我君の”Hard"の発音が素敵で、これはバリューの真実(面白くて、かわいくて、タメになりました!)のお陰もあったのでしょうか*6

ここで語られる、穏やかな未来に到達せんことを。皆さんと私達全てが。

 この星のHIKARI

私がSixTONESを見染めた曲なので、それはもう大好きなのですが、さらに歌唱に磨きがかかっていて、「もう僕のそばにいたらいい」と自信を持って言える立場になっても(ですよね?)、実は瞳の奥に自分は僕はいないのではないかと思ってしまっていそうなSixTONESさんが20代半ばにして歌うこの歌のいじらしさ。

実をいうとライブだとファンが歌う部分のハモりが大好きで、本当はそこ、歌わせていただかず聴きたいのもあり、CD収録、嬉しいです。

 BE CRAZY

さらにハモリが加わりました?電子音が背後で一生懸命 ZiZi... PiPiと鳴っていて、なにやらかわいい

 "Laugh" In the LIFE

ずっと愛聴していてライブでも実際飛び跳ねる盛り上がり方をしてしまうこの曲をアルバムで聴ける幸せ。車の運転していても思わず両手を挙げて、いぇーってなってしまう危険な曲(笑)

 Rollin'

There's no turning backと最初に聴いた時*7と状況は異なる今、あの時不退転の決意をしてくださっていて(歌詞の意とは違うかもしれませんが)よかったなと、勝手に意味を重ねて聴いています。

 RAM-PAM-PAM

一番”好戦的”な曲で、でも“IN THE STORM”のようなギリギリ感や”BE CRAZY” や”Rollin'”のような哀調がなくて、最強のケンカ巧者が余裕でにこにこ笑顔で”ケンカ上等”って拳誇示しているような(笑)

日生劇場やライブでは聞き取れなかった、宇宙にいるみたいな、昭和のゲーセンみたいな、ぎゅぅいーんって音が楽しい。

 My Hometown

ピースフル!の一言。ソニーさんの仮提案そのままとはいえ、地元が一緒のお2人だからこその、珍しい組み合わせのようでもあり、必然とも思えそうであり。お2人のまっすぐさが響いてくるようでまぶしく感じる曲。

 ってあなた

最初に聴いて、歌声の化学反応の美と、うっとりするようなコード進行、背景で訥々と仕事するドラム、これは好きだわ~と思った曲。

「よくなくもない」「火を点けたなら消してって」「遊んだら元ある場所へしまって」に”切なさともどかしさ”より諧謔を見てしまったのですが、MVを見るにそうではないらしい....そんな受取り方をしてしまう自分の思考パターンや平素の行いを反省しました。でも、全貌を知るまでは油断ならない...

 うやむや

本当に、今のところ有耶無耶(笑) 
先日、この曲がfox capture planさんの曲で、予想が当たったと口々に皆が自慢している、という夢を見ました。なぜか。

 Telephone 1ST ver.

ここぞという時の正装的衣装が以前はAmazing!!!!!!の衣装だったと思うのですが、今年はすごく”らしい”Telephone衣装が使われることが多いですよね。TrackONE-IMPACT-の時スチームパンクだ貴族だ、と思っていたら後日”ギャング衣装”という通称だったと知った衝撃はまだ癒えていませんが(笑)。衣装同様、カップリングだけでは勿体ない愛着ある曲なのですね。
シングル曲のテレビ露出はデザインの凝ったリアルクローズよりの衣装が多いですが、こういうジャニーズならではのごっちゃりした衣装も大好きで、本当にSixTONESの衣装も意匠も楽曲同様、はずれがない(Hysteriaの衣装も私は結構好きです)

実はつい先程on eSTツアーパンフが届きました。衣装解説、ありがとうございます!ライブがさらに楽しみになりました。

 

NAVIGATORの時から思っていたのですが、アルバム全体を通じて、技術的に卓越した大我君が安定した支柱として働きつつ、曲によって声の佇まいを変え、自己主張しずぎずに”その曲”と”6人の声の調和”に献身する在り方に感銘すらうけます。
高地君の効果音のように挟まる破裂音(ごめんなさいなんと呼ぶのでしょう、あれもボイパ?)が曲のポップに華やかにしていて大好きですし、この6人がドラマで集められたにも関わらず、歌唱においても相性が非常によいことに出会いの不思議さと成長の素敵さ、全員の互いへの献身を思ってしみじみしてしまいます。

On eSTツアー 

まだデビューが影も形もなかった頃から、どれだけオリジナルアルバムひっさげてのライブを夢見ていたことか。思いがけない早さで叶ってしまって、本当に、本当に、嬉しいです。(略)

こんなご時世ですが、いつ何があるかわからないから、友人達にもSixTONESにも、会いたい人には機会を逃さず会っておこうと決心しました。どうか、往来が自由になっていますように。どうか、どうか、開催されますように。

関西Jr.のライブに入っている大阪の友人からは、スマイルアップフェイスシールドがなかなか”曲者”だと聞かされていますが、SixTONESのライブは近くても遠くても楽しめるし、声を出せれば最高だけれど黙ってじっくり見ても楽しめるはずだとこれまでの実績から信頼しているので、フェイスシールドを用意してくださるならありがたく、感染防止に全力尽くして参加します。

当にライブ冒頭で「お、おぅっ」って登場したりしないでしょうけれど、きっとお互いそんな感じでちょっと気恥ずかしさもあったりするかもしれないので、マスクは久々の対面につい緩む口元を隠すのにはよいかもしれません(笑) (略)

雑誌雑感

コロナ禍で蔵出し記事が続いた反動か、入手難が続いたためか、秋からはこれだけ雑誌ラッシュなのに嬉しくてほとんど購入してしまっています。経営責任で4月から減給にしているというのに(笑)

東海ウォーカーは当然として、SixTONES STYLEはSixTONESとテレビガイドさんの、この連載に手を抜かない決意が見えるようで、毎号ページを開くたび幸せです*8

これはデジタル会報にも映像にもいえるのですが、写真の質感に非常にこだわりのある方がいらっしゃるのですよね。会報はいつも溜息がでる素晴らしさだと思うのですが今号*9のNEW ERA MVのコラージュの表紙の美しさには息をのみました。モノクローム企画も大好きな写真ばかりでしたし、「黒」にまつわる話の他人への視線、特にスタッフさんへのそれが、誠に北斗さんらしいと思って読んでいました。

北斗さんの語りはタレントの主観よりも俯瞰の製作者目線の比率が高いのが興味深いのですが、一昨年頃から掲載される媒体がアイドル誌、テレビ誌から一般女性誌に拡がり、今年は音楽誌や男性誌にもたくさん取上げて頂けるようになって、全員の作り手としての姿勢に焦点があたる記事が増えたのは、私には嬉しい限りです。

男性誌といえば、GQ MEN OF THE YEAR受賞、おめでとうございます。発売数日前に突然入った表紙の報。ネットでは完売。慌てて電話した地元の書店も取り置きの電話がやまなかったそうで最後の1冊でした。皆さん、神がかった美しさでしたよね。通常版も素敵ですが、増刊の表紙の華麗さ!嬉しくて何度惚れ惚れと見直したことか。「世界がSixTONESという名前を知ることになる」など、編集長さんのお言葉の一つ一つが嬉しかったですし(私達は何年も前からそう思っていましたけれどね)、GQ読者層にもSixTONESは刺さると思うのですよね。北斗さん自身の言のように次は「俳優、文筆家、歌手、アイドル松村北斗」さんの受賞が叶いますように。

音楽誌、演劇誌も盛り沢山。音楽と人2021年1月号」は最初の1ページだけでも私とSixTONESが考えを同じくしているように思えて、素敵な誕生日プレゼントでした。残りを読み進めるのが勿体なくなっていたら来月号は全員登場+表紙とのお知らせ

「TalkingRock! 2021年1月号」も1STを絶賛する冒頭の文をしばらく読み返し、ソロページの北斗さんの頬がシャープでアーティストな雰囲気に見惚れ。写真のクールさと対照的な、場の和やかな空気感まで伝わるインタビュー。いつかライブレポートを書いていただけますように。両誌とも即、2月号を予約しました。

「+act 2021年1月号」は黒ページと白ページの劇的な対比が素晴らしくて、SixTONESの多面性をよくわかってくださっているなと感謝。

「CUT 2021年1月号」は「自由で自在な無二の」というサブタイトル、「強さと上品さ」というグラビアテーマ。それだけで嬉しいのですが、こういう媒体で「市場」「需要」「戦略」を語るあなた達が本当に頼もしくて好きです。勝手知ったるアイドル誌で伸び伸びしているのも好きなのですが。さらにこれから続く北斗さんの表紙、特集雑誌もわくわくしながら待っています。

映画ライアー×ライアー(公開前)、レッドアイズ(放送前)

そして、ムビチケも何枚か購入できて準備万端!と思いきや、続々情報が出てくるライアー×ライアー。先日、脚本が徳永友一さんと知り、さらに期待が膨らんでいます。「翔んで埼玉」や「ルパンの娘」を前者では原作に忠実に、後者では大胆な脚色を加え、嘘ぎりぎりの線でリアリティを持たせ、しかも攻めているのに寒くならないきわどいところで面白い。「僕達がやりました」も凄惨さ下品さを寸止めで避けて成立させておられる凄腕の方ですよね。耶雲監督のお話がうなづくことばかりですし、北斗さんの「右側がいい」説で思いがけず意見が一致したので*10(笑)、脚本と監督が素晴らしくて、北斗さんと森さんが主演で、よい映画になっていないわけがないと信じています。

レッドアイズも、どんな役でも嬉しいけれど犯罪歴のある天才ハッカーとは!前作の”普通の人”を普通に演じるのも難しかったと思いますが、今回は思い切りふり切ったり遊んだりできそうな役ですね。アクションがあったなら、もう言うことないのですが、役柄からはインドアが主戦場なのでしょうか。

亀梨君という自己演出の鬼が、北斗さんという変幻自在で別の種の自己演出の達人と組み合わさって、どのような反応が生じるのか楽しみです。番宣にも一緒に出て下さったりするかしら。とにかく放送開始を楽しみにしております。

今年はドラマも筋立てや企画自体が変更を余儀なくされたりして思い通りでないことが多かったと思いますが、新年からの映画とドラマでの北斗さんの頑張りが報われる作品であってくれますように。

北斗さんは「思っていたのと違う」と幻滅されるのが怖いと書いていらした*11ですが、人の評価って時々”各論反対”は混じれど”総論賛成”のことがほとんどではないかと思うのですよね。「アトリエの前で*12」が「僕の思い上がりもか」で締められていたり、穏やかでないなあ、と思いつつ、演技のように正解のないお仕事に臨む時くらいは完璧さや責任感から解放されて楽しんで欲しいなと、自身は気合が入り過ぎると妙なことになってしまいがちな私は思うのです。

北斗さんが完璧✨、十全なら私なぞが応援する余地がなくなってしまいますし。逆にそれ程思い入れない人の作品であれば黙って見るのをやめるだけなのです。”失敗”が何をさすかはわからないのですが、例え”失敗”しても、北斗さんが北斗さんであれば”愛すべき人だと思うのですよね(こういう重要なところで字を間違えるところ、そこですよ)

 

もっとテレビでのパフォーマンスやドラマについても書きたかったのですが、SixTONESからの絶え間ない供給のお陰である程度で形にしないとさらに収拾がつかなくなりそうで、この辺りで今回はお暇します。

仕事なら迷惑かけないように意地でも食事と睡眠はとっておくのですが、遊びや楽しいことに夢中になると寝食をおろそかにしてしまう傾向のある私は気をもんだツアー当落の翌週、ちょっと体調を崩してしまいました。北斗さんも寝食を忘れて没頭してしまわれそうで、どうか楽しみに待っている私達のためにも休養と食事はしっかりとられてご自愛くださいますよう。

いつでも、どんな北斗さんでも、応援しています。

                                 かしこ

2020年12月23日                                

 



*1:https://www.youtube.com/channel/UCwjAKjycHHT1QzHrQN5Stww/community?lb=UgyEqFtsaTMw4NE60j54AaABCQ

*2:

www.sixtones.jp

*3:この、右手を後斜めに掲げるふち、NAVIGATOR、NEW ERA、ST、全て入っていますよね?Jungleの”頬をなでる~の右上肢を挙げるのが好き、と書いてから、何となくそのポーズをしてくださっていると嬉しいのですが、このふりも後方注意でライブでやりたい、と書いたので、機会多そうで嬉しいです

*4:037

*5:https://youtube.com/clip/Ugkx0YuDiyhawqOZAT4YYp39mZ9d0h1y8ZjB

*6:帰国子女で同時通訳の友人の”C・A・R・N・I・V・A・L, Night!”のC & Rの”R”と”L”の発音に嵐ライブのたびに打ちのめされる私が人様の発音を評価してよいのか...そこはご容赦を

*7:CHANGE THE ERA 20ix 2019年3月22日横浜アリーナ

*8:ずっと編集部に感謝と絶賛を送り続けているのでいい加減しつこいと思われているかもしれないですが(笑)

*9:#3

*10:日本映画navi vol.90

*11:Wink Up 2021年1月号

*12:2020年12月