書簡・編

おたくもすなる日記といふものを、我もしてみむとて、するなり。

036: 2020年10月27日_NEW ERA MV、TrackONE-IMPACT-円盤、Roughxxxxxx映像、雑誌露出、一億円のさようなら、アトリエの前で

拝啓

 秋も深まり夜寒を感じるこの頃、ご多忙の毎日にお障りなくお過ごしでしょうか。北斗さんにとっては布たっぷりの服を楽しめるよい季節になりましたね。梅雨明けに撮影されたというNEW ERAは幾重もの真っ黒衣装、お仕事とはいえ、布好きとはいえ、さすがに大変でしたでしょうね。ライアー×ライアーの撮影も時節柄ご苦労の多かったことと思いますが、特報映像では突き飛ばす森さんと吹っ飛ばされる北斗君の思い切りに早朝から笑ってしまい、公開がますます楽しみになりました。YTFF2020、NEW ERA初披露、Track ONE -IMPACT-Blu-ray/DVD発売、続々と心躍るようなことがあり、今は残念ながら映像や音声のみではありますが、どの形式であっても、どの規模でも、誰が何と評価しようと、”数”がどうであろうと(数もすごいと思いますが)私は心底SixTONESの作るものが好きだと改めて思いました。

ライブBlu-ray&DVD『TrackONE -IMPACT-』

初回盤と通常盤の2巻4枚のBlu-rayは、宝物になりました。すぐ一時停止して戻ってしまうので、まだTrackONE-IMPACT-のライブ本編は通しで見終えていません(笑)。

Rough"xxxxxx" 2019.11.19 東京国際フォーラム DIGEST

まず拝見したのはRough"xxxxxx"のダイジェスト。本当に大好きなツアーだったので、北斗學園10月6、7日のとうこうでまず最初に解説して下さって嬉しかったです。テレビガイド連載のグラビアもそこが好きなのですが、映像がなんとなく”ざらっと”した、フィルムで撮影したような質感で素敵ですね。

OPで登場するメインステージのX型の柵が錆のように加工されているのを映像で発見して、客席からは絶対に見えないところ、しかも毎回蹴破られる物に凝っているのが、神は細部に宿る、だなと感心しました。見えない部分でもメインステージの雰囲気づくりには重要だったのでしょうね。

歌割に忠実なAmazing!!!!!!の映像切替えが嬉しくて撮影と編集に感謝したり、Night Trainを残して頂いたことは嬉しかったのですが、北斗さんの後屈して歌う苦労があまり映っていなくて残念だったり。

新発見はRAM-PAM-PAM~Mr. ZUDONで、歌ったり喋ったりする際に北斗さんがヘッドセットのマイク部分をいちいち手で持っているのですが、それは癖、プロ意識、心配性、偶然、トラブル...なぜだったのでしょう。歌を優先したいからハンドマイクにこだわるとおっしゃっていたのでヘッドセットマイクはこれからあまり見られないかもしれませんが、また確認してみたくなりました。

Rough"xxxxxx"についてはツアー後に書きつくしたと思っていましたが、Hysteriaで”崩れ落ちる”北斗さんなど、まだ掘り返す魅力がありました。メンバーの笑い崩れる姿も、真剣に歌う様も、幼年期の終わり的雰囲気も大好きです。最後の銀テープ発砲時の”フリーズ芸”、樹君は飽きてしまったと言っていらしたけれど、私のお気に入りだったのでこれも残っていて嬉しかったです。

昔からライブ映像で客席が映される事には賛否両論ありますが、このツアー映像では客席の多幸感や一体感が伝わってきてよかったと思います。北斗さんが歩いてくる通路際席にいた私が映らんとするぎりぎりの瞬間、カメラがあまりに急に切替ったので、隣の友人が北斗さんの方に押し出してくれようとするのに対して”全力で抵抗する柴犬”みたいな勢いで後ずさる私が”映ってはならない物”と判定されたのでしょうか(笑)。不躾さに怯んでいただけなのですが。

DOCUMENT Rough"xxxxxx" ~ TrackONE -IMPACT-

次に拝見したのはドキュメント。幾度か映される開演前、円陣ではなくハイタッチとハグなのが、チームでありつつ確固とした個と個の信頼感で結びついている感じで緊張感もあってよいですね。TrackONE -IMPACT-中盤挿入される”サイケ映像”、あれはステージ上で撮っていたと知り、驚きました。実際見ていたステージとは異空間に見えて、プロの映像の撮り方、見せ方ってすごいですね。 (略)

メンバーによる「TrackONE -IMPACT-」ビジュアルコメンタリー

そして、待望のメンバーコメンタリー。十分な時間をとってくださって(もっと語りたそうでしたが)ありがとうございました。YouTubeの岡部さんが担当して下さったのも手伝って温かみがあってよいですね。第一声「お買い上げありがとうございます」も”らしい”発言で(笑)*1。ツアー中の手紙では若干辛口なことを書いてしまったのですが、訂正しなければ。すごくいいライブでした。

私の暫定的呼称”磔台”の名前が”爪”だったこと、”スチームパンク”あるいは”貴族””と分類していた衣装が”ギャングスーツ”だったこと(笑)、答え合わせができたようで、コメンタリーはライブの思い出を何倍にも楽しくしてくれるのですよね。今後も定番にしていただければ嬉しいです。

OPの機構は客席からは軽く回しているように見えてしまって、リハーサル風景と皆さんのコメントでようやく大変な労作だと理解するに至るというのは、演者としては嬉しいものなのかどうか。この消費カロリー高そうなものを、ソロなし、Jr.なしで出ずっぱりのライブの冒頭になぜ、と笑うことひとしきり。Party's onで爪に乗るのも”疲労感と恐怖”と皆さん口々におっしゃっていて(でも、北斗さん余裕でノリノリじゃなかったですか?)なぜそんな体力勝負の機構ばかりを、と20代半ばの集団をねぎらいたくなりました。

メインステージからセンターステージの移動はゆっくり歩いて余裕を見せよう、というコメントがありましたが、初の横浜アリーナ単独公演にして既に、客席から見る分には余裕溢れて覇王感すら感じられたのに、今でもそんな考慮をしていらっしゃる初々しさ。初々しいといえば、ご自分達でペンライトの色の割合を気にされる発言されたのには自信もって頂きたいと励ましたくなりましたが、Imitation Rainの映像には声をひそめて見入ってしまっていたり、初めてのMVの鑑賞会と同じ嬉しそうなキラキラの目で映像に見ていたりする姿には、何年たってもそんな姿を見せてくださるようであれば嬉しいと思いました。

一つだけ皆さんに意見させていただくとしたら、この星のHIKARIでペンライトを点灯する演出。ゆっくりだったね、とおっしゃっていますが、あれ、そこそこ早かったし、暗い中でタイミングとってボタン押すのは結構大変だったのですよ。客席の歌声で涙ぐんでしまう皆さんのために頑張りましたけれどね(笑) 

個別のことでは、ジェシー君共々終始音楽に合わせて身体を動かしている大我君が、自分の歌パートは動きを止めて真剣な顔で”評価”するように見入る姿も印象的でした。北斗さんは自分の映像よりもカメラワークや照明など演出・技術的な点に着目されることが多かったり、一番セットリストを覚えていたり、ライブ職人的な視点で語っていらっしゃるのがよいなといつも思っていて。私は自らの意思でこの世界に身を投じた、構成や作品づくりに興味がある人が好きみたいです。

折に触れて10年、20年後と口にして下さっているのも嬉しかったですし、北斗さんらしい”口から魂出ている””Amazing で黒くなりたい””黒衣装+白い羽根”演出が好きだというのも、そうなのよ~と頷いてしまいました。「いい匂い」と言われてすかさず「気色わりい」って口に出してしまう”男子っぽい”毒舌も私の好きなところでした。

雑誌雑感

毒舌もそうですが、non-no読者層の夢を打ち砕く、2020年12月号p.81左の質問への予定調和を崩す回答。服への愛が何をも上回る、身も蓋もない言葉が北斗感満載の秀逸さで、私は大好きです。その辛辣な言葉はanan No.2219 p.106~7の、香港暗黒街に潜むインテリヤクザ風の憂鬱さで口にしていれば止むを得まいと思うのですが、きっとnon-no p.78上やp.76の爽やか好青年風味や、ananのp.102~3上段中央の左右2枚、Wink Up10月号p.28のような天真爛漫な風貌で放つのでしょうね(笑)。この数か月の北斗さんの記事はほぼ全て持っていますが、ここにあげた写真は好きなものばかりです。中でも特に好きだったのは、TV GUIDE Alpha HHの「このコンセプトでポスター作って欲しい」p.94~5。ザテレビジョンCOLORS vol.48の、珍しく布量少ないモノトーン衣装に黄色が映えているのもお気に入りです。最近まで一番だったのはCHEER Vol.2のp.50で、左横顔を見せることが多い北斗さんの珍しい右側面。この1枚のために購入しました。anan No.2219 p.105左下から2番目もそうですが、右側も美しいのに得意な側があるのでしょうか。そのCHEERを上回ったのが昨日届いたMgirlのp.22の額出し北斗さん。大好きなNYLON JAPANのそれを超えるかもしません。p.31中央列の3枚も素敵ですね。この設定で映画1編撮れそう。号数も正確な北斗さんらしいブログで「やばい一冊」と紹介されるまでもなく、蜷川さんらしい極彩色なのに不得手な色がないのはすごい事だなと思いましたし、首元から肩の見せ方も、それありきの肌見せを好むわけではない私には、あからさま一歩手前の”適切さ”でした。(腹筋は”成果物”ですからどうぞ誇ってください(笑))。特に印象的で出色だった、p.22の1枚の”眼の在り方”は初見のように思います。例えば同じ額出しのNYLONの写真がよい意味で明確な主体的な意思なくふわっと撮られているように見えるのに対し、今回の写真は、怒りでもない、猜疑心でもない、かといって平穏ではない。どんな心境をもって撮られていたのだろうと想像を巡らせました。

一億円のさようなら

どんな心境で、という話。「一億円のさようなら」で、どうしても第1話の松村・鉄平さんの心境について腑に落ちない点があり、第4話までを幾度見直しても感想が定まらずに考え続けています。また、90年代のプロパー(現MR)や看護師という職種を知る者としては、勿論自分の職業に関係するドラマに好きな俳優さんが出ている嬉しさはありますが*2どんな職域ドラマにもある、その職種ならではの突っ込みどころを見出してしまうというのが少々困る。

もう一つ、謎めいた設定の夏代はともかく、このドラマは登場人物が全員問題を抱えていて、それに対する各人の行動や心境が私には共感しづらくて、その違和感がドラマの狙いかもしれませんが、安心して見られる人物がいないのもちょっと辛い。後半で全て解決して気持ちよく腑に落ちた最終回に向かえるよう願いながら見ています。

好きなシーンは第2話のエレベータ。その後の夏代に約30年がかりで振り回される予感が(今後の展開はわかりませんが)ひしひしとするのに、若き鉄平さんは彼女の突然の出現に面食らっているだけで圧倒的に受け身で、その”間”が好きでした。森田さんが、泣く演技、鉄平さんを翻弄する様、安田さんの口調のをなぞりながらも感情をセリフに乗せるのが抜群に上手で、しかも喜怒哀楽を露わにするシーンも多いので、それを見守る側、翻弄される側が”演技合戦”みたいに演じてしまうのは違うように思えて。このドラマの北斗さんに肩ぶん回しているような俳優としての「力み」がなく、抑えているから相手役の感情表現をさらに際立たせているのかもしれないと思いました。そういった点で、北斗さんは演技を「頑張りました」と書かれていたのに、「頑張りました感」はないですよね。勿論、雨中の撮影や、コートや長袖の衣装なのにセミの声が聞こえる暑さの最中に走ったり階段駆け上ったりされたのは本当に大変でしたでしょうし熱演だと思うのですが*3、その在り方が、”憑依”や「アイドルのきらきらオーラを消して」抑えた地味な演技をした風でもなく*4。逆に俳優本人が輝き視聴者を惹きつける、ということでもなく*5。本作では北斗さんという俳優が現れているようで、現れていないような境目のわからなさで*6「20代社会人の鉄平さんという男性が普通にそこにいる」ことに、北斗さんの手ごたえがあったのだろうなと思いました。

「鮮やかなまでの二本軸構成」とラジオでお話しされていましたが、二本軸とはいえ過去パートは上川・鉄平さんと視聴者が共に、現代の上川・鉄平に降りかかる事態の伏線として紐解いて現代パートの謎解きをする意味合いが大きいと思いますし、第3話までの松村・鉄平には主観や説明台詞がほぼないためか主役然として際立ってそこにいるわけではなく。それが主役の一人でありながら、北斗さんが常々語ってきた「作品の一部としてそこにいたい」が成立しているということなのでしょうか。

 

ライアー×ライアー制作発表の際にブログで語っていらした演技への思い入れと技術面での自信のなさ*7が、8月末頃からのこのドラマ関連の各誌記事では「迷いがなくなった、卑下しなくなった、楽しく演じている」と語っていらしたので、どこからそうなられたのかを知ることなどできずとも、演じる事そのものの楽しさや幸福感、自信が伝わってくるようで、こちらも本当に嬉しくなったものでした。

最近の北斗さんの”演技”で一番好きなのがTravis Japanとのコラボでの”突然苦しみだす人”だという(笑)*8、映画やドラマを視ることは好きでも演技の良し悪しを語る程の知識も見識もない私のような素人がドラマや演技について何か述べるのもおこがましいと思います。しかし理が勝って表現者や創作者にはなり得ない人間性の自分は、表現を通じて自分の心を動かしてくれる者には感謝と憧れの念をもって応援したいと思うのです。制作現場も好きで時々エキストラ等で参加するのですが、何時間もかけて繰り返しテストした後、結果的に数秒のシーンになるその本番の一瞬の俳優さんの集中力と迫真には圧倒されます。演技に対して最近変わることができたという北斗さんの、今の手ごたえと違っているかもしれないけれど、現時点での「一億円のさようなら」の暫定的感想を、そんな理由で書いてみました。

「アトリエの前で」2020年10月号

感想を一度は呟いてみたものの、SNSで放り投げるような内容でもないと思ってすぐに削除してしまったのは2020年10月号の「アトリエの前で」について。「発売されて世評を聞いてやっと落ち着くタイプ」と書いていらしたですよね。”世評”ではなく”私見”ですが、この文章の主意は「伝えたかった」より「返事をもらわなくてはならなかった」なのでしょうか。返事をもらえずに「捨てられた」と北斗さんがとらえているのであれば悲しく思うのですが、「返事をもらいたい」北斗さんの気持ちは私もわかる部分があります。
私は、一時就いていた教える/育てる仕事については自信がなくて、対象者(学生)からの評価なしでは続けられなかったのですよね。でも恐らく、人を見出して教え育てる人にとっては対象の成長自体が喜びかつ報酬で、感謝の意を表される事など副次的なものだろうと思うのです。私は本業については「仕事とは、したいことがあり、それが少しは人より上手くできるかそのための努力が苦でなくて、自分が満足できるなら十分。その結果人が喜んでくれたら幸せなこと」ととらえていて、例えば患者さんが治っていく姿については自ずと満足と達成感を得られるし、だから自分の仕事に対してお礼など伝えて頂くことでもないと思える(ま、私の力でなく治ることも多いですから)。しかし、他者に「感動や元気を与えたい」が働く原動力の人は受取手や製作者の理解や受取方に思いを致してしまうのでしょうね。でも、受取り手としての私には、そこに忖度せず心から楽しんで仕事してくれることはむしろ嬉しいことなのです。生前の”彼”には北斗さんの成長する姿そのものが十分な喜びだったと思うし、その頃の北斗さんとSixTONESの活躍は十分それに値していたと思います。見出し育てるプロとしての”彼”の想いについてはあくまで推測だけれど、北斗さんの感謝は伝えなくても伝わっていたし、返事をもらわなくてもよいものだったのだろうと思います。今、思っていること。彼”も、誰も何も捨てていないし捨てられてもいない。ただ、永遠など、誰に対しても平等に、保証されていないものなのでしょうね。

 

永遠、といえば、MTVのインタビュー(おめでとう!!)やSONGS OF TOKYOの挨拶でジェシー君が”forever”という単語を使われていましたよね。米語的な、そこまで重いforeverではないのかもしれませんが、これまであまり聞かなかった語彙だと意外に思いました。私は不確実性に支配される生業なので「絶対」や「永遠」という言葉を使うことはまずないのですが、北斗さん宛には先日、”forever”を使ってしまったのです。こちらからの約束・宣言でありながら、相手も縛る単語ですよね。場合によっては相手に対する”呪い”にもなりうる。だから結婚に際してすら使ったことはないのですが、恐らくその言葉を書いた時は自分で誓いたかったのだろうし、傲慢に聞こえるかもしれないけれど、「言ってあげたかった」のだろうと思うのです。

ところが先日読んだ「行動嗜癖と物質依存*9」という論文が面白くて「ある程度を超えたファンは行動嗜癖」だと言った私に、同業のジャの道の師匠が答えるに「ファンであるということは『自分こそが応援しなければならない』という執着との向き合い」だと。

師匠曰く、2人共通の友人である嵐ファンが、メンバーの結婚や活動休止などで自分の執着心との葛藤が始まりそうになるタイミングで自らさっと身を翻した(突然岸君ファンになりまして)ことについて「冷たいというより、むしろタレントにとってもその方が幸せなタイミングってあるのかもしれない」と。木村君ファンの師匠は今でも拘泥しているSMAPファン達との対比でそのように評したようなのですが。私は、そのタイミングでリリースされた、嵐の”Whenever You Call”で彼らが”whenever, wherever, forever”と繰り返し歌ったことに、本当にできるつもりでいるのかと大人げなく(笑)いらっとさせられてしまったことも手伝ったか、SixTONESと北斗さんに対する自分の「執着」と「”forever”を書いた不誠実」についえ考えてしまったのでした。嵐については最早や執着もなく、後輩に席譲ってやれ、くらいの少しいじわるなことすら考えてしまっているのですが…

NEW ERA MV

そんな機嫌や心のぶれも、NEW ERAのMVで吹き飛びました*10

紅掛空色を背景にはためく臙脂の布に、滲むグループ名とタイトルのロゴ。アイドルなのに顔を見せず天を指したポーズ。プレミア公開のサムネイルを見ただけで、惹きつけられました。静かな始まりから、千葉の海(ああ、屛風ヶ浦じゃないですか...)を古の日本、あるいは異国情緒にしてしまう製作陣とSixTONESの世界観の構築力。プレミア公開で一番印象に残ったのは拡がる空の薄曇り具合薄暮の空の色の美しさ雲一つない、では違うし雨でも違う。空の色だけでなく、透明過ぎない海、水平線の歪み、雲の密度と濃さ、日差しの量。監督さんも皆さんもおっしゃっていましたが、外で撮るリスクをとって、見事に勝ちましたね。どの季節の何時頃なのだろうと思っていたら梅雨明けで、北斗さんは早朝から入られたとは。でもその甲斐ありましたね。スモークたいているのかと思ったら砂埃だったようですが(笑)、戦の狼煙のようで、ラップパートの銅鑼(?)が宣戦布告の如く鳴り響くのもかっこいい!そして、北斗さんがセンターで雄たけび挙げる日がついに!別に後ろでも端でもどこにいてもよいのですが、やはり嬉しいです。SONGS OF TOKYOでも益々歌に魂が入っているように聴こえたのですが、発売はまだでも夏から歌っていらしたのですよね。

その、夏の成果の歌とMVが手元に届くのは立冬の頃。今頃は次の夏の予定を秘かに練っておられるのでしょうか。最近のブログの更新頻度などから考えて、次のクールのドラマの準備でもされているのではないかと勝手に想像しているのですが、演技について私の感想が邪魔になったらごめんなさい。

今年は秋の舞台公演もありませんが、秋の訪れに「新たな季節に私は居ますか?」と問い、気温の変化に 「あなたの心お変わりないでしょうか。」と私達の心模様を確認する北斗さんを懐かしく思い出しています。はい、大丈夫です。いつでも、どんな北斗さんも応援しています。そろそろ寒さも増してまいります。くれぐれもご自愛専一に。

                                  かしこ

2020年10月27日

*1:皆さん、特に北斗さんと樹君のそういう類の発言のたび椎名林檎さんの”浪漫と算盤”を思い出します

*2:例えばパーフェクト・ワールドはその点で非常にストレスのないドラマでした

*3:なぜNHK音声さんは、コート、長袖の季節の設定だろうにセミの声を残したのでしょう??

*4:勿論、第4話の上司役の方のように本当に普通のちょっとくたびれた勤め人風に見える役者さんと並ぶと「すごくシュッとしている」のですが、例えば健人君の『銀の匙』や松本潤君の『ナラタージュ』などのような、敢えてオーラ抑えました、風でもなく

*5:たとえばよくドラマで言われる「普通の男性会社員がアイラインいれてないよね」「メイク濃くね?」みたいなことを「お客様に見ていただく以上は美しくあらねば」というプロ意識ととらえることもできますが、このドラマはそういうドラマではない

*6:その鉄平さんの役柄の設定や行動に釈然としない自分がいるから困るのですが、それは日を改めて

*7:2022年6月注:北斗學園2020年6月23日

*8: Travis JapanSixTONESコラボ第2弾】ダンスしりとりでガチバトル, 2020年8月13日

*9:行動嗜癖とは、特定の行動に対する衝動が非建設的であったり有害だとわかっていながらその行動に対する衝動を止められない状態

*10:簡単すぎますか(笑)数日は考え込んでいたのですよ。大変恐縮なのですが、一度書いた言葉は戻らないので「ずっと応援される立場を離脱できない呪い」にかけられてしまったことはご容赦ください(笑)。私も物心ついた時から何より大事にしている”自由”を北斗さんとSixTONESには若干侵害されている(あれこれ追いかけないといけない楽しい束縛ですが(笑))ことを容認して応援していく所存。何卒