書簡・編

おたくもすなる日記といふものを、我もしてみむとて、するなり。

002:2018年1月10日_JOHNNYS' Happy New Year IsLAND、湾岸LIVE(仮)

拝啓

 松の内を過ぎ、寒さも本格的になって参りました。帝国劇場の新年の公演はいつも華やかで心が浮き立ちますが、今年はとりわけ東山さんに鍛えられたジュニアの皆さんの緊張と喜びが伝わってくるようで、こちらも一挙一動まで見逃すまいと、いつも以上に一生懸命に観てしまっています。初日に行かれた方々が興奮してすごくよかったと書いていたので、お正月も観劇を心待ちにしておりました。今日はその感想や湾岸LIVE(仮)、メディア露出などの感想もお伝えしたくてお手紙持参いたしました。

 

今回のHappy New Year IsLANDは、1幕はいつもながらのジャニーさんワールドでしたが、同じ演目でも昨年の新年、秋、一昨年の公演と比べて引き締まった空気が伝わってきたのはジュニアと若手デビュー組が中心になっていた公演と異なり2幕が控えているからでしょうか。

今回、特に2幕のダンスは本当に豪華で洗練されていて、次はどんなふりつけだろうとワクワクしながら舞台を目で追っていました。素人の私から見ても難しそうで、失礼ながら少し辛そうに踊る方もお見受けしたのですが、今回の挑戦がジュニアの皆さんにとってよい結果を運んでくれるものだとファンの誰もが思っていると思います。今回のようなJazzの要素も多いダンスまで、いろいろなジャンルを踊りわけ、しかも大人数でのフォーメーションを覚え、楽器をこなし、バスケをし、本当に大変なことだろうなと感嘆を覚えます。

先のお手紙では「美しい動き愛好家」としてステージ上の北斗さんの特徴的で美しい身のこなしについて触れたのですが、今回の帝劇ではさらに大人数の群舞の後列やマンション最上階にいらしても、1階T列からでも北斗さんはよくわかりました。

バニラボーイのBlu-rayで北斗さんが走るシーンを改めて見て思ったのですが、走る時や踊る時に肩甲骨と連動して上肢を動かされているので動きが大きく優美に見えますし、運動するうえでも理にかなった動きだと思います。昨年のBest Artistで曲前に阿部君と北斗さんのバク転が画面に映りましたが、北斗さんのそれは両脚が足尖まで揃って美しかったです。 

一方で少年たち劇中で拝見した北斗さんの踊りはターンの回転軸が太かったり、肩で息をしていたりされることが多く、日生劇場で観劇した2回は体調が悪いのかと思っていたのですが、その後の和歌山でも松竹座でも同様で、あれは「役柄の北斗としての踊り」だったのだろうか、と勝手に想像していましたが、意図的にそうされているのでしょうか?今回の帝劇公演でも普段は姿勢がよい北斗さんが、殺陣の場面では終始顔をうつむけていたので、これも役として演じているのだろうかと考えながら見ていました。一つだけ、役柄ではないのだろうけれど特徴的でちょっと微笑ましく拝見したのはマーチングでトランペットのピストンをより目で見つめる北斗さんで、公演が始まったばかりだったからでしょうか。慣れてこられてかわいいより目が見られなくなったらちょっと残念なようにも思います。

 

そのようなディテールはさておき、Happy New Year IsLANDは本来のダンスや歌唱を魅せて聴かせていただける楽しい公演でした。少年たちや帝劇のジャニーズワールド、アイランドシリーズのように、反戦や未来といったメッセージ性の強い舞台も意義深いことだと思いますが、昨年の東西SHOW合戦のように、SHOW&SHOWがかかると今でもあのワクワク感を想起させられるような盛りあがりと笑いに満ちた、ショウに徹した華やかで楽しい公演も期待しています。今年も東西SHOWを楽しみにしていたのですが、まだ発表がなくて残念です。またの機会があるように、舞台では拍手でしか応援できませんが、一生懸命拍手したり、感想を劇場アンケートに書いたりしています。主催者の方達に伝わりますように。

 

ショウという点では湾岸LIVE(仮)は非常に楽しい公演でした。他のジュニアのグループではファンと交流してゲームをしたり、というのがあったようですが、私は一曲でも多く歌って踊っていただきたいと思います(MCは別です)。

恐らく、所謂「ファンサうちわ」の発明以来、ファンが盛り上がる/盛り上げることよりも「ファンサおねだり」が現場での主目的に変化してると、古いファンの友人達と話していたのですが、タレントさん達からするとどちらがよいのでしょうか。私はファンサどころか、北斗さんには「地声で怒られた」ことしかないのですが(笑)*1

閑話休題、湾岸LIVE(仮)ではSixTONESのオリジナル曲はもちろんよかったのですが、BatteryとROCK THA TOWNは元から非常に好きな曲で、それを贔屓目ではなく本家よりも好きな振り付けで演じてくださったので嬉しかったです。もう一回Batteryを見たいので、ぜひ少年倶楽部などで披露していただけるよう楽しみにしています。

その時の赤と金の新衣装も素敵でした。右袖花柄、左袖黒シフォン(ファンが大好きな北斗さんのアシンメトリー!)そして金サッシュベルト!Amazing!!!!!!やJaponica Styleの衣装に加えて、大好きな衣装なので、今回の帝劇幕開けのマンションでも着ていらして嬉しかったです。

そういう凝った衣装だけでなく2幕のブギウギ・キャット~ABC~Zokkon命でのシンプルな黒スーツ+白シャツ+黒タイ、東西SHOWで着ていらした正統派の和服、なんでも着こなしてしまわれるのですよね。先輩グループでは写真を滅多に買わなくなっていたのですが、北斗さんの写真は家に持ち帰る価値があると思い欠かさず購入しています。これからも素敵な衣装を楽しみにしています。

(後略)

学業との両立も大変かと思いますが、お身体にはお気をつけて残りの公演も楽しませてください。今年もよいお知らせがたくさん入るよう、応援できる機会が増えますようお祈りしております。

                                  かしこ

2018年1月10日

*1:湾岸LIVE(仮)で、ライトブレスをしていなくて怒られた、後列下手の一群の人々の一人でした。友人が当ててくれた初回の土曜昼公演に仕事から駆け付けた時には場外のグッズ販売は終わっており、荷物を預けるという想定外の事態に財布まで預けてしまい館内でもライトブレスを買えず開演を迎えた次第。皆さんの人事考課や業績評価にかかわるらしいので(笑)終演後に記念に購入しましたが「間近に地声で怒られた」ことをどんなファンサよりもうれしがっていたファンが多かったことをご報告しておきます