書簡・編

おたくもすなる日記といふものを、我もしてみむとて、するなり。

010: 2018年8月1日_Summer Paradise2018中日

暑中お見舞い申し上げます

 まずは、追加公演決定!!!!!! おめでとうございます。皆さんのパフォーマンスが評価されたのが本当に嬉しいですし、これから何か起きそうな予感にぞくぞくしています!!!!!! 

ここまで初日2公演と2日目昼公演に入れたのですが、本当にどの席でも楽しかったです。TDC万歳、ステージ上空のブリッジと舞台袖の階段を提案された方に拍手です。

初回公演は第1バルコニー上手センターよりの席。当然見やすかったのですが、一番感動したのはバックステージで踊る皆さんが「同じ平面上で等身大で」観られたことだと小柄な友人が言っていました。彼女はEX theaterで見えなかったAmazing!!!!!!の冒頭を初めて生できちんと見られて嬉しかったそうです。ブリッジに6名並んだ立ち姿の覇王感(笑)(優しい曲調ばかりでしたが)も、バルコニーくらい離れたところからの方が強く感じられると思いました。

次は第2バルコニーサブセンター下手側3列目。ここはバックステージは全く見えませんが、全体を俯瞰できて、特にLOVEJUICEで衣装と身体のなす陰影が非常に印象的に見えます。一方、WATER DANCEのソロダンスのパート(下から風が吹きあがるようになっていて?照明が真下から当たる)は、そういう演出なのだと思いますがせっかくのダンスがぼやけて見えにくくて、ダンス堪能したい派としてはもう少し上か横からも照らしてくれたら嬉しいなあと思ってしまいました。

日曜昼の第2バルコニー最上手ブロックで。当ててくれた友人が当初見切れ席だと恐縮していたのですが、案に相違してスクリーンが天井のスピーカーで遮られて運動会の写真が見えなかったのが残念だったくらいで(写真を見たジェシー君の爆笑を聞くだけでもかなり笑えましたが)、メインステージが近いので北斗さんの余裕のある軽やかな跳躍を背後からしっかり心のHDDに記録しました(笑)。何より階段の踊り場ごとに皆さんが留まってくださるので非常に近く感じられて感涙ものでした。階段の昇降は大変でしょうけれど機構での昇降やJr.マンションと高さは同じでも「意図的にそこにいてくれる感」があり、上の席でも置き去り感がなくて本当に素敵です。

 

北斗さんは”カロリー消費しそうな”動作が多くて、Batteryで下手階段を上る時に音に合わせて振りをしながら3段とばしで上っていく運動量や、背に載せた樹君の足を右手で押さえながら左腕でご自身を支持する体幹力には感動しますし、Anti-gravity leanで腕を羽根のように後ろに伸ばそうとしているところは広背筋きつそうだわ、と見いっています。Born in the Eearth~Power of the Paradiseの縦列最後尾で一番横移動距離が長く、慌て気味にちょこちょこ横移動してみえるところも微笑ましくてちょっとツボです。連日の公演なので怪我や障害なく最終公演まで過ごしてくださるよう願っています。Power of the Paradiseはオリジナルを何回も見ているのですが、嵐の「君を応援している」感、と異なる「俺ら頑張るよ」感があって、年齢や立場によるのか、グループの色なのか、違いが面白かったです。Travis Japan公演にも誘っていただいたので、また違う色のPower of the Paradiseが楽しみです。

ジェシー君のLonely Dancerのバックでは、全体に振りが大きい北斗さんがほんの一瞬、帽子のつばに手をやって顔をちらりする小さな動作が好きです。北斗さんはジャンプや横移動のふり幅、腕の動きが大きくて全体にダイナミックに見えそうなのに、細かい手指や背中の線、目線の動き等で歌詞や物語性を表現しようとされているように見えて、その大胆さと細やかさの共存が素敵です。同じく”物語る系”ダンスのようにみえる大我君とのお二人と、細かい表現より”ダンスそのもの”が楽しくて仕方ないという感じで本能的に踊るように見える慎太郎君やジェシー君との対照も、素人目にも面白いです。

 

どなたかがつぶやいていたのも見たので私だけが思っているのではないと思うのですが、皆さんの歌がさらに上達されていたように思いました。お一人ずつの声は素敵なので、ユニゾンで声が割れて聞こえてしまうのはジェシー君と大我君の高音にあわせて大きな声をだすのが大変なのだろうかと素人なりに考えていたのが昨年のEX公演だったのですが、今回はそれがなかったように思います。声の点でいうと、今回高地君のボイスパーカッションに呼応する北斗さんの低音がすごく好きです。THE D-MOTIONの”Rock ur body”のドスの利いた巻き舌もすごく好きだったので、完全に個人的好みですが、高音になってちょっとだけ残念でした。

オープニング曲は明るく華やかで耳に残る素敵な曲だと私の周囲では好評ですが、Hey!以外のC & Rがないのが残念と友人が言っていました(笑)。全体の流れも、さすがに春の単独公演程のサプライズ感がないのは仕方ない(あちらがすごすぎて)ですが、お祭り感は満載ですごく楽しいです。ただ、せっかくの夏祭り、あるいはパラダイス感なので、涼しげな衣装があるともっとパラダイス感がでると思いますし、皆さんスタイルがよくてどんな衣装も似合うので(シャツだけなのは曲調もあって、夏感というより夜感(笑))すっきりした衣装も希望です。ゴッチャリ装飾が多いジャニーズの衣装の重厚感も好きなのですが、思えば夏向き衣装ってあまり見たことないかもしれません。

MCもきちんと時間に収めようという大人感(笑)と、後半への移行がなしくずしではなく、SHOW & SHOWで一気に盛り上がるのがよいつなぎになっていると思います。

ライブならではのリミックスが大好きなのですが、複数回あるとせっかくのリミックスに新鮮さがなくなってもったいないようにも思いました。友人の中にはBrave Soulを単独で聴きたいと言っている人もいます。ファンって我儘で贅沢ですね。でも、皆と一致していたのは妙な媚のなさがSixTONESのライブの素敵なところだということで、あまりファンに忖度されないでもよいと思います。

散漫な感想で恐縮です。ファンの1人にはこんな感じに見えていると知っていただけたら嬉しいです。 

2018年8月1日